
(『韓国語ジャーナル』37号です)
「韓国語ジャーナル」を愛読している。
アルク社が韓国語の教科書をつくったのでどんなんかなあ、と思って買った。
だいぶ前のことだ。
いや、びっくりした。
英語教材に定評のあるアルクがつくると韓国語もこんなのができるのだ。
1970年代(むかしで恐縮・・)、韓国語のテキストがなくて、宋枝学?の『基礎朝鮮語』手書きしてそれを、青焼きコピー(知らない人の方が多い・・)したこともあった。
その70年代に、韓国のラジオニュースを録音して、「正解」とつけただけのテキストでも貴重で、そのようなものを作ったこともある。
その「韓国語ジャーナル」、結構買っている。
季刊で、これを何回も聞いたらほんとに勉強になる。
最初は、パクトンハさんの、「Voice of KJ」で始まる。
それはいいのだが、そのあといろんな読み方の「Voice of KJ」をいろんな人が言う。
そして、最後が、「ボイス オブ ケージェー」 なのだ。
その「オブ」と特に強調して発音し、最後に笑うのである。
日本人の発音のうち、韓国人がおかしいと思うことのひとつは、「子音止め」だ。
韓国語の発音には、パッチムというのがあり、子音で終わることが多いがその子音止めが韓国語の初級者には難しいのだ。
キムチも、カムサハムニダも韓国人には耳障りな韓国語だ。
そこで、英語の of も、日本人は「オブ」ということがけっこうある。
その「オブ」がおかしいことを、強調したのが、この韓国語ジャーナルの最初の部分だ。
だいぶ以前、アルク社にメールを送ったことがある。
韓国語ジャーナルをすでに書いたように評価した上で、
その「オブ」+くすくす笑いをできたらやめてほしいという内容だ。
長い間、変化はなかったが、最近買った37号では、その「オブ」がなくなっていた。
35号では、「オブ」があったが、36号にあったかどうかは、ゆうさんが買っていないので分からない。
36号からの変更か、37号からの変更か???
この「オブ」問題、私の投書メールを聞いていただいたのかな、と思っている。
アルク社、韓国語ジャーナル編集部のみなさん、ありがとうございます。
今後は、まじめに、毎号購入して勉強するようにします。

(このオープニングのところに以前、「オブ」があったのです。)

(最近の韓国語ジャーナル、蓮池さんのこんなコーナーもあります)

(「オブ」問題のあった35号です)
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