佐渡守る 青田と共に 今朱鷺も
トキの森公園にて
トキのテラスから
朱鷺(トキ)は、かつて田んぼや畑を荒らす害鳥として盛んに駆除されていた、とうことを今回の旅で初めて知りました。トキは足に水かきがついていて、田植えの季節に稲の苗を踏みつぶしてしまったり、苗に有益な虫を食べてしまっていたからです。
1981年、日本では野生の朱鷺が絶滅しました。その後、中国からもらい受けた朱鷺の繁殖が成功し、2008年から佐渡で放鳥され、今では農家の方から苦情が上がるようになるまで増えているようです。そして、佐渡市と農家は協力して、稲作と朱鷺との共生の道を試行錯誤されているとのことでした。
朱鷺が飛ぶと、あのきれいな朱鷺色の羽を見れるのでしょうが、今回の旅で見ることはできませんでした。