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「カルノフ」 レビュー (ファミコン)

2013-05-31 19:00:17 | ファミコンレビュー
サイドビュー横スクロールアクションゲーム
発売はナムコ
開発はデータイースト
1987年12月18日発売

あらすじとしては…
むかしむかしのクリアミナ地方。そこにあるクミア王国。
町はずっと平和だったが、「アラカタイ」という魔法使いが町の宝まのを奪ったのだ。
町の人々は宝物を取り返そうとしたが「アラカタイ」の配下の魔物は協力で人々を苦しめたのだった。
そのような出来事を天界で見ていた神は「カルノフ」という男を地上に事態の解決を命令した。
その「カルノフ」という男。かつて悪事を働き人々を苦しめていたために神の天罰によって死亡した。
その後神の召使いとして働くことになった「カルノフ」は神の命により、「アラカタイ」と戦うことになる。



点数は50点

良い点
・攻撃連射の小気味良さ

悪い点
・動きもっさりしすぎ
・ボス戦のBGMなし効果音もなし

良い点の解説
・攻撃連射の小気味良さ
攻撃の弾速が非常に早いためか連射が効いて弾幕が張れ撃つ感覚としては結構気持ちいい。

悪い点の解説
・動きもっさりしすぎ
カルノフの動きは非常にゆっくりとしていてジャンプ中に敵が弾を発射したとき

「あ、避けらんね。死ぬわ」

という事態に陥りやすいのが難点。
カルノフ自体も大きく当たり判定が大きいのもある。

・ボス戦BGMなし効果音無し
通常BGMだから多少硬い敵が出てきて楽したら
稲妻が落ちてカルノフ回収(ロックマンの棒状退場みたいなもの)

「あれ?コイツがボスだったの?」

ボスも非常に弱い奴もいるのでそんなボスを倒した感覚は薄い。
ボスを倒したときにも「ドカーン」とか派手な爆発や音もないので拍子抜けする。


取り敢えずハシゴが非常に重要なゲーム(笑)
悪い点で説明したとおり、カルノフ自体の動きがもっさりしていて弾を避けにくいのに
ボスは弾幕を張ってくるような奴がいるのでダメージ必至。
そんな時に、ハシゴを駆け上がり、弾を避ける。

このゲームは裏技的コンテニューが可能だが2回のみ。
それ以上やろうとしてもコンテニュー出来ず、最初からとなる。
自分は7面まで行ってやられた。
戻し作業するのもだるいからステージセレクトの裏技で7面から再開してクリアした。
反則だけど(笑)

子供の頃は、あまりに動きがもっさりしとしているから

「何だよ。このトロイハゲデブは!攻撃避けらんねぇよ!糞が!」

という印象を持っていたが、道具(特にハシゴ)を用いることで解決する。
敵の動きも複雑な動きをする奴もいないから読む事が大事。

しかし、データイーストは、カルノフを敵にしたがるんだろうか?
ファミコンの「ドラゴンニンジャ」なんか1面のボスだったり
アーケードの「ファイターズヒストリー」とか「トリオ・ザ・パンチ」だとか…
ゲスト出演なのかなんなのか…
そこまで推すようなキャラだったのかなぁ?
まぁ、ビジュアルのインパクトは半端ないけど(笑)

ここからがネタバレ


















ラスボスを初見で倒したわ。
まぁ、「ゲームセンターCX」を見てうっすらを覚えていたってのもあるけどね。
3つの窓から顔を出すドラゴン。それらを倒せばクリア。
ん?本来の敵である「アラタカイ」って魔法使いじゃなかったの?
「カルノフ」に追い詰められてドラゴン化する魔法でも自分にかけたのかな?

そして、カルノフは召使いから格上げして神官として生きる事となる。
昔々の話なのにな…それからまた荒れて現代となって悪さをしでかすんかな?
いや、SNKの「アテナ」と同じで子孫などの別人設定と考えるべきか?


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