きょうは天文ショー
投稿が遅くなってしまいましたが、きょうは、地球と38万km離れた月と1AU(1天文単位:地球と太陽間の距離こと=1億5000万km)離れた太陽が一直線に並ぶ天体ショーの日です。
投稿が遅くなってしまいましたが、きょうは、地球と38万km離れた月と1AU(1天文単位:地球と太陽間の距離こと=1億5000万km)離れた太陽が一直線に並ぶ天体ショーの日です。
ただ、お天気の心配があり、期待できないところも多いようです
日食と月食の違い
小学校で学んでおられるので、どなたも殆どがご存知とは思いますが、忘れた方のために少し復習しましょう。
日食とは、地球-月ー太陽が一直線に並ぶ現象で、地球から太陽を見た状態、
月食とは、月ー地球ー太陽が一直線に並ぶ現象で、地球から月を見た状態で、
いずれの場合も地球から見たときの太陽や月が一部欠ける状態を「部分・・・」、
すべて隠れる(見えない)状態を「皆既・・・」と表現します。
太陽は大きいので、円周付近のみ隠れていない「金環日食」になることもあります。
中学校受験をする小学生のために、詳しく解説したサイトがありますので、こちらをご覧になるといいかも?
月に 2回見れる?金環日食や皆既日食になる理由は?
地球の公転周期は、365日5時間48分46秒、月の自転周期と公転周期(約27.32日)はぴったりと一致していて、常に同じ面を 地球に見せています。常に見えている面は41%、残りの18%は見えたり見えなかったりします。
ということは、月に 2回は一直線になっていそうなので毎回見れる?
実はそうではないのです。それは月の公転面が地球の公転面とは傾いているので、水平(横)方向から見ると一直線でも、垂直(縦)方向から見るとそうではないためです。(上記サイトにも図解)
Excel と JTrim で作成
金環日食や皆既日食になるも全く同じ理由で、月の公転軌道が楕円であることから地球との距離が近づいたり離れたり(38~41万km)する現象が起こるのです。
観察の仕方
ご存知のように太陽光は非常に強い光ですので、直接見ると溶接のアーク光と同じように目の網膜を焼く恐れがあります。
必ず日食専用の観察グラスや100円ショップなどにある遮光板を使ってください。
それらが入手できない場合は、「ピンホール」を利用した観察や木々の木漏れ日を見る方法による観察もお薦めです。
以下の国立天文台のサイトに詳しく書かれています。
国立天文台へ
クリックしてください。
こちらにも特集があります。
皆様の ポチッ! に心から感謝します。