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デスクトップに現れるオリオン大星雲

2020年06月16日 | 雑学知識



オリオン大星雲って?
 最近、パソコンのデスクトップに定期的に自動表示される壁紙に、地上から約600kmの宇宙空間に軌道を周回するハッブル宇宙望遠鏡で捉えたオリオン大星雲が表示されています。


Wikipedia の画像をクリックすると、拡大・縮小できますが、能力の弱小PCでは数秒時間がかかります。

ここは新星が誕生している現場でもあり、推定年齢は約1万年と若いです。
3、4年前に最後の4つ目(5つ目は中退)の大学で学んだこの星雲は、私たち住が生きる天の川銀河(45億年後にはアンドロメダ銀河とぶつかる予定)内にある散光星雲の一つです。
私達の太陽系は、天の川銀河の中でもかなり端の方に位置します。従い、季節によりその見え方が違い、これから夏になると、天の川(銀河の中心方向)を見ることができます。(このお話は最後に・・・)


1万年って若いの?
 そうですね、宇宙誕生から約138億年以上が経過していることから考えるととても若いと言えます。
宇宙誕生どころか、人類誕生から見てもほんの一瞬です。人類は ヒト科・ヒト亜科、ヒト属、ヒト(現生人類)とだんだん細分化されていきますが、ヒト科(チンパンジーなど)なら二足歩行をした証拠の残っている人類600~700万年前ヒト属またはホモ属が出現したのは200~250万年前になります。
さらに、私たちが「人類」とよぶ種のヒト(ホモサピエンス)なら約16万年前化石が発見されており確かな証拠です。これからすれば、1万年がいかに若いかご理解頂けると思います。
人生100年と言えども1万年、いや138億年に比べれば、ほんの一瞬です。その100年しか生きない人間が紀元前5,000年や6,000年の史実を調べたり、138億年前の宇宙誕生以前の研究をしているのですから人類って偉いですね。

音声はご自分で調整してください。


8分7秒前の光、いや100万年前の光に感謝
 「ひかり」(新幹線ではない「太陽光」)に乗って、地球にが届く時間は約8分7秒です。いま、受けている光は、そのような過去の光です。
太陽の光は、もし内部が真空中であれば、その直径から計算して約 2秒で表面に到着するので、地球に届くまでの時間に特別影響はないと思うでしょう。
しかし、実際には太陽内部には水素ガス、ヘリウムガスがぎゅうぎゅうに詰まり核融合反応をしています。さらに重金属などに覆われています。
 物質は光を吸収し、吸収の仕方にもいろいろあり、光を吸収してエネルギー準位の高い状態に励起する「光励起」、電磁波を吸収して運動エネルギーを獲得する「逆制動輻射」などなど。吸収された光は「ある時間」(現実的にはマイクロ秒)後にまた放出され、放出過程として、自然放射または誘導放射、粒子が加速度運動(磁場で曲げられたり、他粒子と衝突する等)をして光を放出する「制動輻射」などなど。
難しくなってきますのでこの辺でやめますが、そのような複雑な理由と工程で約100万年もかかって太陽の中心から出てきているのです。
私達は宇宙ハビタブルゾーンあって、そのお蔭で生きておれるのです。100万年前の光に感謝です。

間もなく七夕ですね
 七夕と聞くと、ロマンティックだけれどもなんとなく切ない感じのお話を思い出します。
星にご興味にある方は、夏と冬の大三角をご存知でしょう。夏の大三角(The Summer Triangle) は、 こと座のα星 ベガ 「おりひめ(織姫)」 と わし座のα星 アルタイル 「ひこぼし(彦星)」 と はくちょう座のα星 デネブ から構成される天体ショーの一つです。
こちらに探し方・見え方(好きな記事を選んでください。ちなみにアルタイルはほぼ二等辺三角形の頂点にあります。)ありますが、日本では梅雨真っ盛りでちょうど七夕のときに見えないこともあります。上記しましたように夏は晴れていれば銀河の中心を見ることになりますので、天の川を挟んで二つの星の伝説を語って子供に聞かせるのもいいでしょう。夏休みの子供の自由研究にもいいですね。
天帝の命を受けたカササギの群れが飛んで来て、水かさの増した天の川で翼と翼を広げて橋となり、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)の愛の掛け橋となる話は、小さな子供に初めて教える機会かも知れません。




本日は 12:30現在赤ちゃんの誕生は 18匹です。昨日は、多過ぎて途中で不明でした。
累計では、300匹を超えていると思います。


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