highdy の哲学を知る
前口上が長くなりますが、「highdyの哲学」を知った上で考えると分かりやすくなります。 highdy は、これまでも何度か書きましたが、別に哲学者でもなければ宗教家でもなく何処にでもいるような人間で、自らの経験を「highdy の言葉」としてまとめているに過ぎません。 が、その底流には以下のような考えがあります。
対極性からなる構造
この世のあらゆるものの構成は、上下、左右、前後、天地、有無、男女、凸凹、火水、明暗、優劣、硬軟、強弱、…など、相対する対極性、つまり、ポジティブ(積極性)とネガティブ(消極性)から成り立っていると考えています。
ものの流れ(移動)
電流、水流、エネルギーなどの流れは、高い方から低い方へ、つまり、高低、強弱、有無など積極性のある方から消極性へ向かう動き、言い換えれば、必ず「有る」方から「無い」方に向かって移動するのがすべての摂理(= せつり、 自然界を支配する法則)と考えます。
作用と成果
これらの相反する事象が調和(バランス)したときに、新しい効果、成果が生まれるものです。
男女なら新しい「生命」、凸凹なら新しい「結合」、上下・左右・前後のバランスが取れれば、(移動しない)「安定」という結果が生まれます。
人の知恵の素晴らしさ
「人の知恵による創造」、わかりやすい例で表現すれば「アイディアの創出」には素晴らしいものがあります。
「創造」の「創」、絆創膏の「創」には、本来「きずつける」を意味するものがあります。現在あるものを傷つけて、より斬新なものを生み出すことが「創造」です。宗教家なら、新しいものを生み出すには神が与えたものを「真似する」という意味に解釈するため、「創造の神」という表現もよく使われます。
単に「安定」だけを求めるのではなく、少しだけ現状を傷つけ偏って考え、新しいバランス法を見つけることがアイディアを出すコツでもあります。
「無」から「有」を生み出す、無限のアイディア
「人の知恵」による「創造」は、「highdy の哲学」に沿わず「無」から「有」を生み出し、しかも無限に創れる素晴らしさがあります。
「人の知恵」による「創造」は、「highdy の哲学」に沿わず「無」から「有」を生み出し、しかも無限に創れる素晴らしさがあります。
何かのアイディアを求める際に、部外者の方が先入観に囚(とら)われず意外にいいアイディアが生まれるのはこのためです。だから、一瞬変だと思える他人の意見も、先ずは聞き上手になって聞いてみると思わぬ成果が生まれます。
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