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パソコンの高速化における SysMain の役目

2021年07月22日 | パソコン



簡単に設定できる SysMain
 きょうはパソコンの高速化を図るために、難しい用語があり怖くて触れないという方のためのやさしい解説で、重い・遅い Windows10を速くするシリーズに出てくる 「SysMain」に関し、以下のようにど素人簡単に設定30秒余り)できる方法とその必要性に関するものです。

SysMain について
 SysMain は、Windows Vista 以降から搭載されている SuperFetch という機能サービスが Windows10 から名称変更されたディスク・メインメモリー管理機能の一種です。
その働きは、パソコンを操作するユーザーの行動や操作履歴を監視し、搭載メモリーの空き領域を利用し、よく使うアプリ(ソフト)を予めメモリーに保存しておくことにより、HDD等のメモリーより読込速度が遅いディスクを使用していても、アプリの起動速度を早める目的で使用されている機能です。
従い、SSDメモリーを搭載しているPCの方は、特に気にすることはなく「無効」にする必要はありません。
( [使い方]に示す操作をしなくてもよい。)
本来、「パフォーマンス改善」のために用意されたものですが、搭載メモリー容量が 8GB 以下のPCでは、アプリを事前に記憶媒体(HDD、SSD)からメモリー領域内に待機させているため、本来使用する必要なメモリー容量以上に使用されてしまうことが多く、Sysmain の動作が原因で逆に処理が重い、動作が遅くなる現象が起こります
早い話、搭載メモリー容量が 少なく(8GB 未満)且つ、HDD を使用している多くの汎用PCのための高速化手段であるため、メモリーが16GB以上で SSD 搭載機種であれば無効にしなくてもよいということです。

記憶媒体がハードディスク(HDD)の方は、先ず、以下のチェックシートで確認後、[使い方]に従って操作してください。


[使い方]

① PC左下のスタートボタン右クリック。
②  「コンピュータの管理」を選択。



③ 「コンピューターの管理」で、「サービスとアプリケーション」をダブルクリック。



④ 右カラムの「サービス」をダブルクリック。


⑤ 「サービスの詳細が開いたら、「SysMain」を探してダブルクリック。


 SysMain のプロパティの画面では、サブメニューを開き、「スタートアップの種類」から無効を選択します。
  

  この操作で、あなたのPCはが少しだけ軽く快適になります。

追記(2021.7.23)
 少しPC操作の解る方は、タスクマネージャーサービス」タグより  「停止」することも可能です。でも、上記の基本的な方法を覚えておいた方が、新しい画面が出たとき困らないと思います。それに、タスクマネージャーからの「停止」だけでは、次回PCを起動した際に自動復帰してしまうので「無効」にしておいた方が良いためです。





 
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4 コメント

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今回も早速・・・ (fumiel-shima)
2021-07-22 09:50:22
highdyさん、おはようございます。

以前に教えていただきましたが「タスクマネージャー」→「詳細」→「パフォーマンス」から私の2台のPCを調べましたら新しいものはソリッドステート(SSD)で古い方はHDDでしたので早速古い方のPCをご説明の通りにやってみました。
際立った効果が確認できるかどうかはまだわかりませんが取りあえず「善は急げ」の実行で・・・
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いろんなチェック方法 (ワイコマです)
2021-07-22 09:56:05
以前は、仕事で少しは学んだことも、今は
仕事から離れて・・その殆どは忘れていました
タスクマネージャーも、コンピューター管理も
ここしばらく、ご無沙汰でした。改めて再チェック
をかけてみたい。いつも忘れていることを
お知らせいただき、ありがたいことです。
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塵も積もれば・・・ (highdy)
2021-07-22 11:24:23
fumiel-shima さん

おはようございます。
「塵も積もれば山になる」の喩えの通り、小さな小さな改善がパソコンの高速化につながります。確認、お疲れ様でした!
しかし、多くの方は放置したままで、「塵も積もればゴミ」になってそのゴミファイルがパソコンを遅くしてしまっています。典型的な例が、「Temp」ファイル、「%Temp」ファイル、Cドライブ(プロパティに表示される)ゴミ箱を含むすべてのファイルの「ディスククリーンアップ」で、これらをこまめに削除することで効率化が図れます。
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Unknown (highdy)
2021-07-22 11:36:40
ワイコマです さん

私も同じようなものです。古い資料の整理をしていると、昔 Excel で作成した設計の効率化のための計算書などで、一般ではあまり使わない高度な関数を使ったものが出てきます。
たまに遊びで使おうとすると、パラメータそのものを忘れていたり、パラメータの入力位置を間違て Excel に怒られます。
人は忘れる動物ですから、使わない記憶は脳がしまい込んでしまいます。思い出した時に埃を払っていつでも使えるようにしておきたいものです。
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