今月の天体ショー
今月中旬から下旬の4時ごろから明け方にかけて、地球より内側を公転している内惑星(水星・金星)と外側を公転している外惑星(火星、木星、土星、天王星、海王星)を同時に見ることのできるチャンスです。
南の地平線近くから東の地平線に向かって、土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星を同じ天球で見ることが可能です。
(ただ、海王星は肉眼では見ることはできません、天王星は空の状況(暗ければ)によりギリギリ見ることができますが・・・)これまでにご紹介したアプリを使えばより探しやすいでしょう。
南の地平線近くから東の地平線に向かって、土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星を同じ天球で見ることが可能です。
(ただ、海王星は肉眼では見ることはできません、天王星は空の状況(暗ければ)によりギリギリ見ることができますが・・・)これまでにご紹介したアプリを使えばより探しやすいでしょう。
以下の画像をクリックしてのリンクは参考になります。
主な惑星
以下の惑星は、いずれも明るい惑星ですので、見つけやすいです。
水星は、18日~27日の夜明け前、東の超低空(地平線から8°以上)に、明るさは0.6等~マイナス0.1等なのでよく見えます。
金星は、「明けの明星」として夜明け前の東の低空に、明るさはマイナス3.9等で非常に明るく見えます。
火星は、夜明け前の東南東の低空に、明るさは0.6等~0.5等で明るく見えます。
木星は、夜明け前の南東の低空に(金星ほどではありませんが)明るく見えています。
土星は、深夜午前2時頃~夜明け前の南東の空に、0.7等~0.6等で火星とほぼ同じ位明るく見えます。
(天王星、海王星は望遠鏡でないと無理です、天王星は全く不可とは言えませんが・・・。)
以下の惑星は、いずれも明るい惑星ですので、見つけやすいです。
水星は、18日~27日の夜明け前、東の超低空(地平線から8°以上)に、明るさは0.6等~マイナス0.1等なのでよく見えます。
金星は、「明けの明星」として夜明け前の東の低空に、明るさはマイナス3.9等で非常に明るく見えます。
火星は、夜明け前の東南東の低空に、明るさは0.6等~0.5等で明るく見えます。
木星は、夜明け前の南東の低空に(金星ほどではありませんが)明るく見えています。
土星は、深夜午前2時頃~夜明け前の南東の空に、0.7等~0.6等で火星とほぼ同じ位明るく見えます。
(天王星、海王星は望遠鏡でないと無理です、天王星は全く不可とは言えませんが・・・。)
YouTube にも解説動画が・・・
こちらのサイトにも解りやすい解説動画あります。
これらのショーは2月頃から始まってはいるのですが、6月半ばから7月にかけてが最大の見頃になり、満ち欠けする月との競演も楽しみです。特に、月は惑星を探す目安にもなります。前掲のアプリ(スマホ用のSkyWalk2」など)を併用すれば、より確実に見つけ出すことができます。
これらのショーは2月頃から始まってはいるのですが、6月半ばから7月にかけてが最大の見頃になり、満ち欠けする月との競演も楽しみです。特に、月は惑星を探す目安にもなります。前掲のアプリ(スマホ用のSkyWalk2」など)を併用すれば、より確実に見つけ出すことができます。
(iPhone の方は無料ではありません。数百円程度必要と思われます。)
今月の主なイベント
7日 上弦の半月 日没時 南中(南の空で一番高い位置)
12日 金星と天王星が大接近 夜明け前 東の低空。
14日 満月 日没時 東の地平線
16日 水星が太陽の右側に西方最大離角(一番離れて見える位置)
18日~27日 上記の太陽系の惑星が勢ぞろい 夜明け前の空
19日 土星(月の右上)
21日 下弦の半月 深夜(午前2時くらいから) 東の地平線
海王星(下弦直前半月の上、肉眼では見えない)
22日 木星(下弦過ぎの半月の上)
23日 火星(下弦過ぎの月のすぐ上)
25日 天王星(細い月の左、月明かりに負けて難しいかも)
26日 金星(非常に細い月の左下で見やすい)
27日 金星と水星(非常に細い月の右上には金星、月の下には水星)
29日 新月(月が観測出来ない。太陽方向にあるため)
12日 金星と天王星が大接近 夜明け前 東の低空。
14日 満月 日没時 東の地平線
16日 水星が太陽の右側に西方最大離角(一番離れて見える位置)
18日~27日 上記の太陽系の惑星が勢ぞろい 夜明け前の空
19日 土星(月の右上)
21日 下弦の半月 深夜(午前2時くらいから) 東の地平線
海王星(下弦直前半月の上、肉眼では見えない)
22日 木星(下弦過ぎの半月の上)
23日 火星(下弦過ぎの月のすぐ上)
25日 天王星(細い月の左、月明かりに負けて難しいかも)
26日 金星(非常に細い月の左下で見やすい)
27日 金星と水星(非常に細い月の右上には金星、月の下には水星)
29日 新月(月が観測出来ない。太陽方向にあるため)
本日もご来訪いただきありがとうございました。
べランドの位置は非常に重要ですね。
我が家も窓はどの方角もあり、ベランダは南側なので、東西の一部もカバーできます。
水星は高い位置に見えることはなく、常に低い位置しか見えませんが、夕方西に見えるときは、比較的明るいのでよく観察できます。
しかし、駅に近い半郊外と言った住宅街で、周りの家も2階建てが多く街明かりや住宅の明かりが観測には邪魔で、折角の望遠鏡が低い仰角には使えません。それにお月さん程度なら、双眼鏡で十分だし・・・。
天体撮影も自動追尾装置を所有していないため、撮影するのは忙しく殆ど撮影はしていません。
いつもありがとうございます。
そうですね。ご存じのように、太陽系の惑星はタイトル画にありますように、CDの円盤の中心を太陽として、自転軸の傾きは違っても皆が円盤状にあるような状態なので、常に同じ平面上にあります。
それがたまたま順に並んだもので、それに重なるように毎日「月」がいろんな惑星の傍を白道に乗って通過しますのでとても面白い現象になるものです。
冥王星と同じような動きをする恒星が複数見つかり、軌道が他の惑星とは全く異なるので外されましたね。
明るい街なので、星は見えにくいですが
夜中1時間半おきに目をさましますし
夜明け前には起きてるので
楽しみに眺めてみたいです^^
ありがとうございます
昔よく言われてた惑星直列のようなものでしょうか?
その時はなんか起きるとか言われてたようですが,今のところ大丈夫そうですね~
6月24日が見頃かも?
冥王星が惑星からはずれたの知りませんでした~