![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3c/e4f1155b4484c3d20c453e93bb04f863.jpg)
システム要件
最近、Windows11 になって、インストールするためにはいろいろとシステム要件が厳しくなっています。中でも一番の問題が TPM 2.0というものです。
これに対応していない古いPCの場合では、インストール前にチェックプログラムが働き「システム要件を満たしていません・・・」と表示されインストールを拒否されます。
その TPM は Trusted(信頼された)Platform Module(チップまたは装置)の略称で、古いPCでも付属はしていましたが、バージョン1.2などの古いタイプのものでした。
現在は新しいバージョン2.0でセキュリティが厳しいものに変わっています。
従い、TPM2.0 が装備されていないPCには、Windows11 はインストールできません。装備されていてもBIOS(バイオス:Windowsが立ち上がる前に起動する一種のプログラムのようなもの)で有効になっていなければ、役目を果たせません。
インストールはできても保証対象外
つまり、通常の対応外の Windows8 や Windows10 の機種は、Windows11 にアップグレードできないのです。この問題をクリアするために、レジストリ(PCの頭脳とも言える部分)を改変するなど、TPM2.0 を無効化してインストールする方法は、いろいろ巷には裏技として存在します。
但し、あくまで自己責任で、Microsoft 社は一切サポートはしてくれません。また、PCのメーカーも、無効化した時点で品質保証はしてくれないことになります。highdy も古い Windows7 も含めて、多数 Windows11 にアップグレードした実績があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cc/2d2ae3fd3e481dd1b22232d57bd02ab0.jpg)
TPM2.0 って?
ところで、その TPM2.0って何なの?ということですが、ネット上には小難しい説明が多く、「カタカナ用語が多くてサッパリ判らない」と質問が来ます。(もっとも、判らない方は質問さえ出ませんが・・・)
そこで分り易くその概念を以下に簡単に説明します。
上図のように、あるデータをPCから送信します。そのまま送信したら、電話の盗聴と同じで傍受される危険があり情報の垂れ流しです。そこで通常は暗号化して送信し、復元するためは暗号を解くためのカギが必要になります。カギさえあれば復元可能になります。
先のPDFファイルなどファイルを開くときにパスワードを入れるのと似ていますね。ところがそのカギを人目につくところに置いておけば、容易に誰でも復元できデータを盗み出すことができるわけです。
TPM2.0はその「カギを管理する厳重な金庫」と考えれば理解できると思います。
古いバージョンのPC機種では、CPU基板とは別のモジュールになっていた機種もありましたが、最近の新しいPCでは専用チップとしてCPU基板の中に組み込まれています。
オマケの情報
Windows8.1 から Windows10 への無償アップグレードは、期限(2016年7月29日)を過ぎて、すでにサポートを終了しています。つまり、Windows8 や Windows8.1 のライセンスユーザーがアップグレードを行うためには、Windows10 もしくは 11 のライセンスを購入する必要があります。
Windows11 への無償アップグレード期間は延長されてはいますが、以前にも報知しまたようにいつ終わるかは不明です。
Windows10 の延長サポート終了予定日は2025年10月14日となっていますが、上記のように無償アップグレードがいつかまでは不透明なので、早めに無償アップグレードしておいた方が良さそうです。使いづらかったら Windows11 にしても、10日以内であれば元に戻すことができます。
まぁ、お金持ちには縁のない話で、余分な講釈(いや、お節介)でした。ゴメンナサイ!
記事の保存には、画面上で右クリック → 印刷 → PDFに保存
することにより、すべてのリンクも活用できます。
することにより、すべてのリンクも活用できます。
スマホでどうぞ
自慢ではありせんが、既に私はわからないことがわからない人です。というより最初から溺れながらネットの海を泳いでいます。
以前は夫に相談したら何とかなることが多かったのですが、最近は夫も相談してもわからない人になりつつあります。もう敵前逃亡を企てたい気持ちですが、コロナパンデミックになってから買い物も振込もネットが頼りですから逃げるわけにもいきません。
それなのに夫と同い年のハイディさんはどうしてそんなにITに強いのでしょう。いやITだけでなく、医薬品にも料理にも女にも?強いハイディさんに感心するばかりです。
いつもコメントをありがとうございます。
私の場合は、単なる好奇心だけではないでしょうか。つまり、知識欲が旺盛なのでしょう。
私の親父は90歳を過ぎても、勉強していました。私も現在でも、毎日何かしら勉強をしていますので、時間がいくらあっても足りないのです。
人生は「自己の最高顕現」と心得ています。どれだけ他人の役に立てるか、どれだけ素晴らしい人間なれるかが目的ですから、上には上があり限度がありません。
知識はいくらあっても邪魔にならないもので、他人ができないことができることは、とても楽しいことです。
女性に優しい方なので、損をすることが多いのではないでしょうか!
私もそろそろWindows11 へのアップグレードを考えた方がいいのかもしれませんね。
Windows10に慣れているため多少の使いにくさなどは発生するかもしれませんが、それはその都度苦戦しながらでも挑戦、対応していけば・・と考えて・・・。
困ったときには・・・の神ではなく、本当に頼りになる「神」のようなhighdyさんという強い味方が・・・という安心感もありますしね。
マイクロソフトアカウントには紐付けしていないので後からマイクロソフトが何か言って来ると言うことはなさそうです。
マイクロソフトが7からのアップグレードを止めていない理由がわからないです。
Shimaさん こんばんは
人間誰でも歳を重ねると物覚えの速度が落ちてきます。人にもよりますが、若い頃に比べて倍近く遅くなっています。
従い、新しいことを覚えるには早いほど、後々がラクです。
それに無料でグレードアップできるのですから、使わない手はないです。
但し、Windows11に対応しているか機種か否かによって、インストール法が異なります。対応機種であれば、誰でも簡単にインストールできます。
非対応の場合で不明なことがありましたら、メールやチャット、またはメッセージからお問い合わせください。
そうですね。私も記事に書いたように、Windows7の古いデスクトップにWindows11を裏技で入れましたた。
私の場合は、しっかりMicrosoftアカウントで使用できるようになっています。
Web上の情報では、Windos7にWindows10を入れるのは、サポート期限が切れているのにすんなり入るようですね。
TMPの問題もないので、セキュリティが甘いからでしょうか、関係はないと思いますが・・・。不思議なこともあるようです。