【日記】
3月9日(月)
前日楽しく飲んで、眠たい朝。
体調よくなったらすぐ飲んでしまう。反省はしていない。
朝はまだ寒いなあという気温だったのに昼間外に出ると一気に春の空気。あったか!
うれしくてふわふわ歩いていると世田谷線の線路内になにかいるのを発見。
ねこー!
わたしは猫が大好きです。
子供のころ、つねに猫が三匹くらいいるような家だったので「ペット」というよりは仲間意識、みたいなものがあります。
それにしても、ねこ。
ぽかぽかとした日和で気持ちよかったんだろうけど、線路内。
あぶないよなあ…と横で見ていると案の定ちかくの踏み切りの警笛が鳴り出し、ねこが座っているのと違うほうの線路に電車が通る。
ねこ、びびる!
が、どかない!
「ふー、あぶなかった」みたいな顔して落ち着きを取り戻しやがって。
すると間もなく今度はねこが座っている線路に電車!ねこの背後からせまってきた!
警笛がカンカン鳴ってるのに全然どかないねこ。なぜ!?
わたし「あぶなーい!ねこー!逃げてー!おねがいー!」
大きく手をふってねこへなんとか声をかける。もー!
迫りくる電車。車内からは必死の形相でねこを追い払おうとしているわたしの姿が見えたことでしょう。
ねこ、どきました。
そんなに驚くでもなくしゃしゃっと線路から脱出し、わたしの傍らをのこのこと歩いていきました。
よかった。
よかったんだけど。
しばらく心臓がばくばくして動けなかった。最悪のパターンを想像してしまって寿命の縮む思いでした。むしろ五年くらい縮んだか。
気づくとわたしの後ろにジョギング中とおぼしきおじさまがやはり心配気な顔でいらっしゃって、きっとやはりあの猫を見ていたんだと思う。
猫見まもり仲間。
ねこの無事を確認したあとすっと行かれたので特にふれあいはなかったけれど。
「線路に猫がいて電車が来て危なかったんだ」なんてたいした話ではないかもしれないけど、今日はとても春めいていたから、その空気とか陽ざしとかひっくるめてよく覚えておきたい気がした。
毎年春がやってくる頃の素敵な陽気の日に思い出すエピソードとしてはぴったり申し分ないなあと思って。
夜。すこしだけビールを飲もう、とラーメン屋さんへ。
ラ飲み、というんですか。あまり好きな呼び方じゃないですけど。
ラーメン屋さんでトッピングなどをつまみに飲むのわりと好きです。
お腹いっぱいになってしまって麺を食べられなくなりがちなのですが。
こってり家系。
にんにく、しょうが、豆板醤をしっかり入れラー油をひとまわしするのがわたしの定番。それを見越して味はうすめ、油は無しか少なめにしておきましょうね。
暴飲暴食の日々。
おだんご頭でした。