天国からの手紙

愛よ届け

神奈川県の男性よりご家族へ

2020年08月25日 16時35分57秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                  

私は向坂と申します

スキューバダイビングが趣味でよく江ノ島や石垣島にも行っていました

神奈川県に住んでおり仕事は東京都内に勤務の54歳男性です

 

家族へ

 

先ずは娘達へ

大学生の娘へ 

卒業を間近に控え、就活にも力を入れて頑張っている娘の努力に、

父は力になってやれないのがもどかしい

この時勢では心配にもなるだろう、しかし新たな需要も産まれる

視野を広く持って企業を探すのも一つの手立てだよ

今の地から離れても、楽しめたりやりがいを見出せる職種に着けるよう願っている。

一番の希望ではなくとも、やりがいは見出せる

職場に苦手な人が居ても、心通わせられる人もいるものだ

諦めなければ、協力者も現れる

社会に出るとはそういうこと、色々なタイプの人と付き合いながら

自分の仕事をこなしていく。報酬で生活や余暇を楽しめるようになれば

君はもう立派な大人の社会人。

落ち込むこともあるだろう、人格を否定されたような気分になることもあるだろう

しかし君の価値はいささかも変わることはない

君は自慢の娘で、家族の大切な大切な人。いついかなる時も大事な存在

心の中心にこの想いを置いて生きて下さい。

 

長女へ

これから出産を迎える君の不安は如何ばかりかと思う

万全の準備をしているのだ、絶対に丈夫な子が産まれる

健康な子が無事に産まれているイメージを持って、出産に挑むといい

明確なヴィジョンはその未来を引き寄せる力がある

だから父は”絶対に丈夫な子が”と言い切った

君も孫も無事で喜びに包まれている光景を私は観ている

父や母の初孫、それは楽しみでならない

直接抱くことは出来ずとも、楽しみで嬉しいことこの上ない

大丈夫だよ、心安らかにその時を待てばいい。

 

妻へ

私がこの世を去ってから既に5ヶ月が過ぎようとしている

家族を守りながら、私の葬儀やらで体力も気力も疲れているね

無理しないで出来るだけ休む時間を作って、体力の回復を図ってくれ

初孫の準備や卒業後の事などで気を揉むことも多いだろうが

今を乗り切ればグッと楽になるよ

好きなことに没頭して残りの人生を歩んでほしい

友人も多い君のことだから、余計な心配はしないようにする

フットワーク軽く人生を楽しんで

楽しめた体験を後日聞かせて欲しいものだ

これまで世話になりました

20数年という年月を共に過ごし、子供達を共に育てた日々を懐かしく思う

一足先に旅立った私を許してくれ

どうか命つきるその日まで人生を楽しんで生きて下さい。

 

                  2020年3月末 没

                     8月26日 記

                       

 

 

☆お読みくださった方へ

    

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです