天国からの手紙

愛よ届け

もう一人の僕の娘へ

2018年06月23日 11時58分36秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                    

 

神奈川県湘南から来ました

海が好きで、よく遊びに行きました

そこで彼女とも出会い、結婚し子供も二人、父親になり65で他界

他人から見れば充実した人生を歩め良かったじゃないかと言われるでしょうが

ここに来たのは、どうしても謝らなければならない人が居るからです

 

 

僕のもう一人の娘へ

 

 

これを読めば妻や子供たちは傷つくかもしれない、そう分かってはいても

申し訳なさと同じくらい、もう一人の娘への贖罪の気持ちも強く

メッセージを伝える決心をしました

 

僕が三十代の頃、君は生まれた

 

孤独の中で生きてきた君に謝罪したい

今頃謝ったからと言って、君のこれまでの人生で感じた辛さが消えるものではないが

申し訳なかったと、心の底から謝ります

 

言訳になるようなことは、言えません

どんな事情が大人にあろうが、生まれてきた子供は何の罪もないのに

大きなハンデを背負わせてしまった

 

そんな環境の中、苦労しながらも立派な大人へと成長を遂げた君を誇りに思います

自分の人生を、自らの努力によって切り開いていき

今の家庭を築きあげている、凄いことを成し遂げていると

遠巻きながら見守らせてもらっています

 

僕を許せとかではない

君の心にあるわだかまりが少しばかりでも溶けてくれることを願い

身勝手な親であった謝罪の手紙を残します。

 

 

                                    

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

        

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

        

茶文字は私自身の言葉です



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