江東区在住の彼へ 故人からのお手紙

江東区在住の彼氏さんへ　彼女（Y）さん故人からのお手紙です

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

江東区在住の彼へ

 

だいちゃん　来るべき時が来てしまったね

覚悟していたこととはいえ　ね

何度も何度も耐えてきたのは　もっと、だいちゃんと一緒に居たかったから

だいちゃんとの未来を諦めたくなかったから

これまで、頑張れたんだと思う

だいちゃんが居てくれなかったら、こんなに頑張って生きたいとは思えずに

諦め　絶望してしまってただろうな　

 

最後まで夢を見続けられた、私は幸せ者だよ

 

それで分かったんだ　希望を与えてくれるために私と出逢ってくれたんだ、と

だいちゃんは私にとって希望そのものだったよ

 

これから私は天国に行くよ　頑張ったからね　

だから、心配しないで　哀しいのは終わった　明るい私に戻ったよ

 

だいちゃんがウエディングドレスを着せてあげたかったって　想ってくれて嬉しい

私はもうイメージだけで着れるから　

だいちゃんが想ってくれたお蔭でウエディングドレスも着れてるよ

 

後は、だいちゃんが幸せを見つけてくれたら、いうことないなあ

私にとっての希望だったように　

誰かが、だいちゃんの希望になれる　そんな人と幸せになってね

それが私の一番の望み

 

それじゃあ、　サ　ヨ　ウ　ナ　ラを言わなくちゃね

さようなら　どうか健やかに、幸せを願がっています。