天国からの手紙

愛よ届け

名古屋の男性から奥様への手紙

2020年05月19日 10時16分19秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです。

 

                        

私は長崎県生まれで、終の棲家は名古屋でした

年齢66歳・男性

死因、突発性心筋梗塞

 

家内へ

終わりはあっけない程短時間で、心の準備をする間もなくきてしまい

別れの挨拶も交わせなかった

息子夫婦も臨終の元には駆けつけること叶わず、一人と縁者のみで

さぞ心細かったことだろう

時を選べたなら、このような時ではなく、逝ってあげたかった

寿命時期を決めて来てしまっていたものだから、ずらすには少々遅かった

誰かに看取ってもらえ、壮大に送り出してもらえなくとも

心が込もっているので、私は十分だ

 

君の今後だが、独り暮らしが心細くなれば、息子夫婦の元へ身を寄せるといい

マンションを売りに出せば、老後の心配はいらないはずだ

思い出は心に有る

私と所帯を持ち40数年がたった

今までどうもありがとう

縁を結んでくれてありがとう

 

さようなら

また逢う日まで。

 

                                 2020年4月没

                                      5月記

 

                              

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

 

 



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