青森に住んでいるけど機会がなかった津軽方面のツアーに行ってきました。
朝の7時に八戸を出発し、小雨のパラつく中、右手に虹を見ながら十和田湖おいらせラインを通り、谷地温泉の辺りは少し早い紅葉でした。
虹は長い距離ずっと見えていて、バスが移動するのに連れて逃げてるように思えましたが、30分もするころにはくぐったような感じで見えなくなりました。
『幸先いいね』
『良いことあるんじゃない』
と喜んだのも束の間、八甲田山の傘松峠でバスに酔う生徒が出てしまい、それを見ていたら私まで頭が痛く、胸がムカムカしてきました。
子供の頃は酔いやすく、酔い止めを常備していましたが、大人になってからは酔ったことがなかったのでウッカリ酔ってしまいました。
自分が気分が悪いことに気付かないふりをし、隣席の友達と楽しくおしゃべりをしながらやり過ごすことに成功し、無事、田舎館村で田んぼアートを
ゲロを吐かずに
見ることができました。
予定より早く太宰治の斜陽館へ付き、先生から入場券を受け取って踵を返し、まずは昼食へ。
カツ丼と温かい蕎麦のセットを食べひとごこち付いたあと、ゆっくり斜陽館を見学しました。
とても広い家で、欄間や手すりの装飾も見事。
金の仏壇も、床の間の大皿も全てが立派でした。
途中、後ろで『コラッ』と言う女の人の声と、ドタバタ子供が走る音に気を取られたら、少し前の角を曲がった友達が次の瞬間『わっ、ビックリした』とか小さく呟いたので近付いたら、脇のドアが目の前で勝手に開いたと言いながら、その扉を開けたら、中は壁があるだけで何もなかったので『?』少し不思議な気持ちになりました。
それからまたバスに揺られ五所川原へ行き“立佞武多(たちねぷた)の館“へ。
失礼ながらそんなに興味はなかったのですが、展示の仕方が上手いと言ったらいいのか、なかなか引き込まれる演出で足で踏まれる真似をしたりしながら結構 楽しんでしまいました。
お土産売場では“真っ赤な林檎“という、中まで赤い興味深いリンゴを買い、バスの迎えが来るまでカプチーノと持参したビスコッティを食べながらおしゃべりして待ちました。
津軽を満喫し午後3時に帰路に着き、高速に乗ったので酔うこともなく、トイレ休憩を挟みながら6時半に八戸へ着きました。
ふぅ~
約12時間の長旅でしたが、学校の企画なのでたった1200円だったし、一緒だったのが気の合う友達だったのでお菓子をつまみながら楽しくおしゃべりしていて、全く苦になりませんでした。
青森県に住んでいながら知らないことや、行ったことのない場所はたくさんあるなぁ~と感じた一日でした。
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