先日、子供の通う高校でミニ講座を主催しました。
講師は高校の生物の先生で、
近くにある、じゅんさい池での野鳥観察です。
高校で40分位、スライドを使っての講義を受け、
そのあとで、池に行き、野鳥の観察をしました。
主人の実家の近くにじゅんさい池はあるので、
子供が小さい頃からよく行っていたのですが、知らない事ばかりでした。
そして遠方から通っている高校の保護者の方にとっては初めての場所です!
このじゅんさい池は、名前からもわかるように「じゅんさい」が育っていた場所!
それが、危機に瀕しているということで湿地でじゅんさいを育てている池です。
そこで野鳥観察をしました。
今までは、鳥なんてどれも似たように思っていましたが
先生から講義を受け、鳥の見分け方を教えて頂きました。
写真に載せているのは「ハシビロガモ」
よくテラコッタとして売っているのと同じですよね!
運よく、カワセミやカワウも見ることができました。
それから、この池では
「イノカシラフラスコモ」
という藻を育てています。
これは、井の頭公園や神田川上流に生息していた車軸藻類が絶滅寸前で
このじゅんさい池でのみ自生しているとのことです。
絶滅危惧1類に分類されているものが
こんな身近にあるなんて、知らなかった
ただの整備された公園と思っていたのは、大間違いでした。
住んでいる市川に、こんな素晴らしい池があるなんて誇らしい気持ちになれました。
しかし、地球の変化はあらゆる所に見られるのですね・・・
私達の生活を、少しでも見直さなければ!
寒い中での野鳥観察でしたが
ここの所、のんびりとお散歩もしていないので
なんだかとってもリフレッシュできたような感じで、楽しかった!