浅田次郎著「鉄道員(ぽっぽや」聴了

浅田次郎著「鉄道員(ぽっぽや」聴了。
初めて彼の小説を読んだ。すぐ感動して泣いてしまう私は、泣かせる小説家ということで、電車で聴くのは少し躊躇っていたのだが、これが泣かせる小説の極意か？
う～んたぶんもう二度と読まないだろう。

坂口安吾著「堕落論」聴了

坂口安吾著「堕落論」聴了。
戦後、闇市に商品を流す、貞淑だった女達は、アメリカ人相手の商売をする。多くの国民みんなが堕落している時なら、国民に勇気を与えた主張だろう。
ただしこの頃堕落して、アメリカに日本を売った政治家達の孫達が、さらに堕落してしまった現実を見たら、坂口安吾はどう思うだろうか？

東京新聞「生命科学 市民監視を」

東京新聞「生命科学 市民監視を」。
生命科学が進み人間が生物を作る、まさに人間が神になる。
梅原猛さんの「仏になろう」で、仏教は即身成仏、すなわち生きながら仏になる。キリスト教では、神になるとは言わない。
哲学や思想で常にリードする欧米で、生命倫理が進まない原因は、こんなところにあるのだろうか？

小川仁志著「哲学の教室 ハイデガー」と梅原猛氏講演「仏になろう ０１」聴了

小川仁志著「哲学の教室 ハイデガー」と梅原猛氏講演「仏になろう ０１」聴了。
仏教と西洋哲学を融合させて、新しい日本の思想を確立させよう、と言う京都大学哲学科出身の梅原猛さんの話は面白い。