東京都美術館の「ティツィアーノとヴェネチア派展」に行って来ました。
当時は、工房で受注して絵画を製作していたので、どれもこれも個性のない(工房としての特徴はあるが)平面的な肖像画か、宗教画ばかりだけど、ティツィアーノの絵画は、人物に存在感があるし、人間の暖かみが感じられる。例えば、髪の毛を線で描いている。他の絵は面で色を塗ってしまっているので存在感が薄い。それに肌が綺麗だ。特に「フローラ」は美しい。肌も顔も美しい。それでも、やっぱり一番は「教皇パウルス三世の肖像画」。安定的な構図といい、両目が一つのところを見ていない底知れぬ思慮深さを感じさせる、これは見事だ。
当時は、工房で受注して絵画を製作していたので、どれもこれも個性のない(工房としての特徴はあるが)平面的な肖像画か、宗教画ばかりだけど、ティツィアーノの絵画は、人物に存在感があるし、人間の暖かみが感じられる。例えば、髪の毛を線で描いている。他の絵は面で色を塗ってしまっているので存在感が薄い。それに肌が綺麗だ。特に「フローラ」は美しい。肌も顔も美しい。それでも、やっぱり一番は「教皇パウルス三世の肖像画」。安定的な構図といい、両目が一つのところを見ていない底知れぬ思慮深さを感じさせる、これは見事だ。
