元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

カント「永遠平和のために」読了

2015-07-20 22:18:35 | 読書
カント「永遠平和のために」1回目読了。カントはさすがだ恐るべし、哲学者の想像力は侮れない。
「平和連盟は全ての世界を永遠に終わらせようとするのである」
国連がEUがEU内での戦争を放棄したように、国連加盟国が永遠に戦争を放棄すると宣言しますように!
と考えると9条は素晴らしい!相手も無く一方的に宣言しているだけだが

カント「永遠平和のために - 哲学的な草案」を読み始めたら、いきなり今ホットな戦争法案の話が、

2015-07-19 08:14:24 | 読書
カント「永遠平和のために - 哲学的な草案」を読み始めたら、いきなり今ホットな戦争法案の話が、
「また共通の敵でない国と戦争するために、自国の軍隊を他国に貸すという方法も同じやり方である。その場合にはその国の臣民が、他者の自由に処理できる物件として扱われ、消費されることになるのである。」

小沢さんの憲法理論がいいのでは

2015-07-17 18:52:46 | つぶやき
改憲論者の二人(長谷部さんに小林両教授)が戦争法案に論理的に立ち向かい大活躍し、護憲論者が全く役に立たない状況は、やはり現状の自衛隊は違憲ではないと言う理論的武装が必要ですね。私は小沢さんの理論が良いのではないかとおもいます。これなら9条を残せて、ノーベル平和賞に立候補出来ます。社民党も共産党も納得するのでは?

「自衛権は自然権としてどの国も持っている。我が党の安全保障についての主張は、憲法、国連憲章、そして日米安全保障条約の3つが何ら矛盾せず、三位一体になっているという考え方が基本となっています。憲法では自衛権についての明確な規定がありません。これは、自衛権は自然権として憲法を超えて、国連憲章第51条にあるとおり、国際法上はっきりと認められている権利であり、あえて明記する必要がないからです。日本も個別的、集団的を問わず自衛権を保持しており、これを行使できます。」

安保関連法案審議の本質について(談話)~憲法・国連憲章・日米安保条約の三位一体で日本と世界の平和を実現する~

「枕草子 現代語訳上下」読了。

2015-07-17 18:40:12 | 読書
「枕草子 現代語訳上下」読了。
清少納言は、確かにキャリアウーマンしか認めず嫌な奴かも?
特にわざわざ混んでいる道で車を停めさせて、混んでる後ろを見るのが、「をかしけれ」などと言っているのは、今のスマホ歩きで後ろが渋滞になっているのを楽しんでいるようで、こりゃアカンって感じ。(当時の車は牛車だから、牛が渋滞しているのを想像すると、いとをかし)
ただ、当時の状況がよくわかり共感する部分や、殿上人達はこういう生活をしていたのか?が想像でき1000年以上も読み継がれて来た理由が良くわかります。それに比べて「方丈記」と「徒然草」が、読み継がれて来たのはなんでだろう?