滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2003.05.03 比良の滝/十九の滝・三の滝

2003-05-03 21:34:11 | 比良の滝
2003.05.03[坊村~三の滝~十九の滝周辺往復]
※十九の滝は一般登山道ではありません!
このGWは一日を除き珍しく仕事を休めている。しかし妻は逆に仕事。こういうときは道のないところに行くことが多い。先日は神爾の滝を調査し、今日は比良の裏に回って十九の滝を調査しようと明王谷の林道をゆく。途中、二の滝を見に急斜面を木の根や枝をつかみながら下りるが、滝の見えるポイントは草木が以前より成長して滝を見ることができなくなっていた。さらに下るのは危険と判断し林道にはい登る。三の滝は通過し、奥の深谷に入る。この谷に懸かる連瀑を総称して十九の滝という。まずはルートのはっきりしているF1へ。重量感ある滝である。ここへは以前も訪れている。この滝の上は沢登りの世界で長らくその世界から遠のいている私は自信がないため、登山道に戻り、大きく巻いて十九の滝最大の40mの段瀑をめざすことにする。九十九折の道を登り、目星をつけて道をはずれトラバースする。一度目はまだずっと手前だということがわかり引き返す。二度目のトラバースは急斜面のため引き返す。三度目のトラバースで目指す滝が樹間越しに見えてきた。しかし前にはもろい岩が立ちはだかり手前の小尾根を下る。これもまた足下が不安定となってきて今日は一人ということもあって断念。どうやら上からめざすのは難しそうだ。今日は時間も遅いので引き上げる。三の滝上流の橋のすぐそばに懸かる落差1m余りだが幅が10mの美瀑で写真を撮り、三の滝への滝見道を下りていく。谷底に下りると滝壷方面にロープが張ってある。もしやこのロープに頼れば滝の真下に行けるかもしれないと期待するが、結局ロープも途中まで。ここからは滝の最下部約3mと滝壷の一部が見えるだけである。今日の滝見はここまで。林道に上がりマムシグサやムロウテンナンショウを鑑賞しながら山を下る。今年の冬は厳しかったのかシカもしくはカモシカと思われる死骸を3体も見た。



三の滝上の伏流水が地表に現れるところ。


十九の滝F2


十九の滝F2上部


十九の滝最大の滝を樹間からチラリと


明王谷の美しい小滝。口の深谷手前に架かる橋から見える。


帰りに三の滝に下りる。


面白い写真が撮れた。


中程の流れ。水流は白く飛んじゃってますが、気にしない。


滝壺まで行こうと試みたがここを渡れなかった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿