2018.10.28[朽木スキー場10:04〜12:13グリーンパーク想い出の森方面分岐〜12:19蛇谷ヶ峰13:15〜13:21グリーンパーク想い出の森方面分岐〜15:06朽木スキー場]with Mさん夫妻
友人夫婦と秋の蛇谷ヶ峰に登る。早朝は雲ひとつなく空気も非常に澄んでいたのだが、出発地点の朽木スキー場に到着すると雲が出てきた。
ススキが美しいゲレンデ脇を歩き、スキー場を後にジグザグに刻まれた登山道を登っていっても、しばらくはスキー場整備のためのブルトーザーや草刈機の音が聞こえる。第2ベンチ付近まで登るとようやくその音も聞こえなくなり、小鳥のさえずりが聞こえるようになる。展望も広がる。湖北地方が望めるのだが思っていたほどクリアでなく遠くは霞みがち。この感じだと期待していた白山や御嶽山は山頂からも見えないのではないだろうかと心配になる。
第2ベンチの少し先からは一時植林帯になるが、道はやがて尾根に出て再び自然林に戻る。第3ベンチからはしばらくなだらかで快適な道。数箇所倒木があるが通行に特に支障はない。道際の古い倒木にヌメリスギタケモドキが生えていた。となりの枯木の上部にはツキヨタケと思われるキノコも生えている。
岩と苔が美しい場所を越え、坂を登るとスキー場奥からの急坂道と合流し、景色のよい尾根道となる。このあたり紅葉はおそらくちょうどよい時期だと思われるが、色づきはよくない。台風21号などの強風で葉が既に落ちたり、傷んだからだろう。
グリーンパーク想い出の森方面から登ってくる道と合流すると山頂はすぐそこ。最後の坂を登り終えると広い山頂に出る。山頂には10人程度の登山者がちょうどランチタイム。山頂西に広がる芝生斜面で朽木市場の町を見下ろしながらいただく道の駅妹子の郷で買った寿司が最高にうまい。
360°の展望だがやはり白山や御嶽山などの高峰は見えない。伊吹や鈴鹿などの山々も少し霞んで見える。北方面の山と山の間からは日本海らしき平面が見えるが果たして海なのか定かでない。ほぼ無風で太陽のあたたかい日差しを受けて見る風景は気持ちいい。
1時間近く山頂でゆっくりしただろうか、いつまでも眺めていたい景色を惜しみながら来た道を戻ることにする。これから下りゆく北尾根の木々の幹が陽の光を浴びて白く輝き、背景の湖北の青緑色に見える山々との対比が美しい。太陽光線の角度の違いでだろうか、往路よりも紅葉が鮮やかに見える。
尾根を外れ山腹のジグザグ道になると、ところどころでこの秋を惜しむかのように数は少ないがキノコが生えている。いずれも小さなものばかりでキノコシーズンも終わりだなと感じさせられるが、朽ちて根元だけが残った木の洞に群生しているキノコは見応えのあるものだった。センボンクズタケだろうかハイイロイタチタケだろうか、色こそ地味だが可憐なキノコたちだ。さらに少し下るとナメコもあった。小さな小さな株だが苔むす木から顔を出し家族のように寄り添う姿は微笑ましくかつかわいらしい。
再びスキー場整備の機械音が聞こえだすと今日の登山の終わりを感じる。ジグザグ道を下り、ススキ原の中を駐車場に戻る。
さわらび草原道から九十九折の道を登ると、スキー場整備のブルトーザーの音に代わって野鳥のさえずりが聞こえるようになりました。
写真はゴジュウカラ。最初はコガラだと思ってましたがCaptsubaさんに教えていただきました。ゴジュウカラは頭を下にして木の幹をくるくる回りながら下りる習性があるとのこと、まさしくそうでした!
最初の展望所からは奥琵琶湖が眺められます。
尾根道になると杉の変形樹が目立ちます。
倒木にヌメリスギタケモドキと思われるキノコが生えていました。
倒木の裏を覗くとここにもヌメリスギタケモドキが隠れていました。
秋らしい低山の風景です。
今年の紅葉の色づきはよくありませんが、ところどころ美しく黄色く着飾っている木があります。
ムカゴのようなキノコがありました。何というキノコでしょうか、わかりません。
捕らえられた木
この先は来春に
木肌と苔のコラボ
日を浴びて春の若葉のように輝く木がありました。
尾根道も上部になるとすばらしい景色が見られるようになってきます。琵琶湖の対岸最奥は鈴鹿の山々です。
岩阿砂利山と鳥越峰の間に覗くのは沖島と近江八幡の山々
どういう育ち方をしたのでしょうか。
山頂三角点のニホンカナヘビ
しっぽが切れているのでカナヘビとトカゲと見分けはよく分からないけど、カサカサしているのでカナヘビでしょう。(しっぽがあれば簡単に見分けられます=体の倍くらいあるのがニホンカナヘビ、体と同じくらいがニホントカゲ)
山頂より北北東方面。重量感ある雲の下は箱館山と湖北の山々
南には比良山の主な山々が一望できます。右の最も高いのが武奈ヶ岳、武奈の左肩に重なるように釣瓶岳、その左はコヤマノ岳、最奥は蓬莱山、紅葉の木の上は釈迦岳カラ岳
マムシグサの実は毒々しい
西北西は丹波、若狹の山々
南南東方面、武奈ヶ岳の右には京都北山の幾重にも重なる峰々
蛇谷ヶ峰より北に延びる尾根の落葉した木々とバックの低山のコントラストが美しい
帰路は湖北の山々を眺めながらの下り。きょうはよい天気なので白山も見えるかなと期待したのですが、徐々に雲が増えてきて見えませんでした。
葉が傷んでいて真っ黄黄とはいきません。
太陽に照らされて木の幹が白く輝く。
イマイチの紅葉ですが青空と対比さすと美しい。
真っ赤に色づくと非常に絵になるのですが、ちょっと早いのかそれとも今年はこれまでなのか。
それでも青空と色づいたハトのコントラストが美しい。
青空と雲と枯れ草
雪の重みの影響で、根元で曲がった木が多い。
気持ちよい登山道
シダが多い道です。
美しい色です。
朽ちた木の洞にキノコが群生、登りでは気がつきませんでした。
センボンクズタケでしょうかハイイロイタチタケでしょうか、いずれにしてもヒトヨタケ科のキノコのようです。
これはなんというキノコでしょう
かわいいナメコがありました。
家族のようなナメコです。
枯れツタ
スキー場に戻ってきました。ススキがキレイです。
下りてきた方を振り返ると光芒と彩雲が出ていました。
ゲレンデにて
友人夫婦と秋の蛇谷ヶ峰に登る。早朝は雲ひとつなく空気も非常に澄んでいたのだが、出発地点の朽木スキー場に到着すると雲が出てきた。
ススキが美しいゲレンデ脇を歩き、スキー場を後にジグザグに刻まれた登山道を登っていっても、しばらくはスキー場整備のためのブルトーザーや草刈機の音が聞こえる。第2ベンチ付近まで登るとようやくその音も聞こえなくなり、小鳥のさえずりが聞こえるようになる。展望も広がる。湖北地方が望めるのだが思っていたほどクリアでなく遠くは霞みがち。この感じだと期待していた白山や御嶽山は山頂からも見えないのではないだろうかと心配になる。
第2ベンチの少し先からは一時植林帯になるが、道はやがて尾根に出て再び自然林に戻る。第3ベンチからはしばらくなだらかで快適な道。数箇所倒木があるが通行に特に支障はない。道際の古い倒木にヌメリスギタケモドキが生えていた。となりの枯木の上部にはツキヨタケと思われるキノコも生えている。
岩と苔が美しい場所を越え、坂を登るとスキー場奥からの急坂道と合流し、景色のよい尾根道となる。このあたり紅葉はおそらくちょうどよい時期だと思われるが、色づきはよくない。台風21号などの強風で葉が既に落ちたり、傷んだからだろう。
グリーンパーク想い出の森方面から登ってくる道と合流すると山頂はすぐそこ。最後の坂を登り終えると広い山頂に出る。山頂には10人程度の登山者がちょうどランチタイム。山頂西に広がる芝生斜面で朽木市場の町を見下ろしながらいただく道の駅妹子の郷で買った寿司が最高にうまい。
360°の展望だがやはり白山や御嶽山などの高峰は見えない。伊吹や鈴鹿などの山々も少し霞んで見える。北方面の山と山の間からは日本海らしき平面が見えるが果たして海なのか定かでない。ほぼ無風で太陽のあたたかい日差しを受けて見る風景は気持ちいい。
1時間近く山頂でゆっくりしただろうか、いつまでも眺めていたい景色を惜しみながら来た道を戻ることにする。これから下りゆく北尾根の木々の幹が陽の光を浴びて白く輝き、背景の湖北の青緑色に見える山々との対比が美しい。太陽光線の角度の違いでだろうか、往路よりも紅葉が鮮やかに見える。
尾根を外れ山腹のジグザグ道になると、ところどころでこの秋を惜しむかのように数は少ないがキノコが生えている。いずれも小さなものばかりでキノコシーズンも終わりだなと感じさせられるが、朽ちて根元だけが残った木の洞に群生しているキノコは見応えのあるものだった。センボンクズタケだろうかハイイロイタチタケだろうか、色こそ地味だが可憐なキノコたちだ。さらに少し下るとナメコもあった。小さな小さな株だが苔むす木から顔を出し家族のように寄り添う姿は微笑ましくかつかわいらしい。
再びスキー場整備の機械音が聞こえだすと今日の登山の終わりを感じる。ジグザグ道を下り、ススキ原の中を駐車場に戻る。
さわらび草原道から九十九折の道を登ると、スキー場整備のブルトーザーの音に代わって野鳥のさえずりが聞こえるようになりました。
写真はゴジュウカラ。最初はコガラだと思ってましたがCaptsubaさんに教えていただきました。ゴジュウカラは頭を下にして木の幹をくるくる回りながら下りる習性があるとのこと、まさしくそうでした!
最初の展望所からは奥琵琶湖が眺められます。
尾根道になると杉の変形樹が目立ちます。
倒木にヌメリスギタケモドキと思われるキノコが生えていました。
倒木の裏を覗くとここにもヌメリスギタケモドキが隠れていました。
秋らしい低山の風景です。
今年の紅葉の色づきはよくありませんが、ところどころ美しく黄色く着飾っている木があります。
ムカゴのようなキノコがありました。何というキノコでしょうか、わかりません。
捕らえられた木
この先は来春に
木肌と苔のコラボ
日を浴びて春の若葉のように輝く木がありました。
尾根道も上部になるとすばらしい景色が見られるようになってきます。琵琶湖の対岸最奥は鈴鹿の山々です。
岩阿砂利山と鳥越峰の間に覗くのは沖島と近江八幡の山々
どういう育ち方をしたのでしょうか。
山頂三角点のニホンカナヘビ
しっぽが切れているのでカナヘビとトカゲと見分けはよく分からないけど、カサカサしているのでカナヘビでしょう。(しっぽがあれば簡単に見分けられます=体の倍くらいあるのがニホンカナヘビ、体と同じくらいがニホントカゲ)
山頂より北北東方面。重量感ある雲の下は箱館山と湖北の山々
南には比良山の主な山々が一望できます。右の最も高いのが武奈ヶ岳、武奈の左肩に重なるように釣瓶岳、その左はコヤマノ岳、最奥は蓬莱山、紅葉の木の上は釈迦岳カラ岳
マムシグサの実は毒々しい
西北西は丹波、若狹の山々
南南東方面、武奈ヶ岳の右には京都北山の幾重にも重なる峰々
蛇谷ヶ峰より北に延びる尾根の落葉した木々とバックの低山のコントラストが美しい
帰路は湖北の山々を眺めながらの下り。きょうはよい天気なので白山も見えるかなと期待したのですが、徐々に雲が増えてきて見えませんでした。
葉が傷んでいて真っ黄黄とはいきません。
太陽に照らされて木の幹が白く輝く。
イマイチの紅葉ですが青空と対比さすと美しい。
真っ赤に色づくと非常に絵になるのですが、ちょっと早いのかそれとも今年はこれまでなのか。
それでも青空と色づいたハトのコントラストが美しい。
青空と雲と枯れ草
雪の重みの影響で、根元で曲がった木が多い。
気持ちよい登山道
シダが多い道です。
美しい色です。
朽ちた木の洞にキノコが群生、登りでは気がつきませんでした。
センボンクズタケでしょうかハイイロイタチタケでしょうか、いずれにしてもヒトヨタケ科のキノコのようです。
これはなんというキノコでしょう
かわいいナメコがありました。
家族のようなナメコです。
枯れツタ
スキー場に戻ってきました。ススキがキレイです。
下りてきた方を振り返ると光芒と彩雲が出ていました。
ゲレンデにて
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