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2017.06.03[坊村〜牛コバ〜徒渉点〜奥深サワグルミの巨木〜大橋〜毘沙門岩〜コヤマノ岳直登尾根〜コヤマノ岳〜中峠〜金糞峠〜南比良峠〜烏谷山〜摺鉢山〜牛コバ〜坊村]with Sさん
※コヤマノ岳直登尾根は一般登山道ではありません!
山友のS氏と坊村で待ち合わせ。車を降りるとビックリ寒い。白滝谷を遡行したかったけど凍えそう。数日前までの季節外れの暑さですっかり沢登り気分になっていたのだが、シャワークライムをしなくとも足や手は濡れる。で、やめとく。
牛コバから九十九折れを登る。どうもわたしは左手が谷のほうが右手が谷より落ち着かない。なんだろうね。そんなわけで、トラバースに入ると左が谷で急斜面なのでなんか気持ち悪い。徒渉点からは谷沿いに行く。同行のS氏がここに先週釣りに入っていて大きな木を見つけたというので、これは見ておかなくてはいけないと激しく思ったからなのです。5分も遡るとお目当ての木が高く聳えている。サワグルミの木かなぁ。非常に立派で樹勢もよろしい。谷も美しい。
大橋手前で登山道に合流して毘沙門滝を横目に毘沙門岩へ。岩の裏側に回り込むと岩に登れることがわかった。岩の裏の小谷は等高線が非常に密になっていて以前から気になっていたので、ちょっと入ってみたが水はほとんどなく大岩が積み重なっているだけだったのですぐさま調査終了。
そのまま散歩道を八雲方面へ。途中大きな杉があるというので登山道から逸れて見に行く。特に巨木というわけではなかったが形が面白く、大きな木の本数も多く撮影に夢中になる。その少し先の小屋横から支流に入る。途中滝を見つけたが上部は人工。でも面白い形の滝だ。谷を少し行くと二俣になる。間の急な尾根を登る。一気にコヤマノ岳に登る直登尾根だ。ええ加減しんどいなぁと思った頃山頂に飛び出す。ええ加減しんどかった。で足がつった。足がつったので芍薬甘草湯を内服。初めて試したがこれが即効性があって、その後も足がつりにくくて非常にもってよろしいことを実感。これは使える。とにかく私は足がつるので困っていたのでええもん見つけました。
ここで遅めの昼食、武奈はきょうはええかぁと言うんで上林新道を下りようと言うことに。ウラシマソウらしき花を見つける。でも特徴的な長いひもみたいなのが付いてない。もうだいぶへたってきていたのでちぎれて飛んでったのか?サトイモ科の植物は見分けが難しい。ひょいひょい下っているうちにうっかり凡ミス。上林新道下り口を通過してしまっていた。なので中峠から下る。中峠には昨年までは随分と長いこと来てなかったが今年は4度目。
金糞峠から旧道の方を歩いて堂満岳巻きの縦走路へ。ここも荒れてきて道が不明瞭になっている。南比良峠からの登りでも足がつるのではないかと心配したが、やっぱり芍薬甘草湯は偉大である。少しペースを落としたら問題なかった。
荒川峠先の展望所からの琵琶湖はコヤマノ岳山頂からのそれよりもさらに青みが増して鮮やかに見える。Photoshopで自動レベル補正をかけたかのようである。写真にそんなずっこいことはしてませんよ。近距離から中距離は非常に鮮明なのだが遠くはやや霞がかかっているようで、伊吹はややぼやけている。御嶽が見えても良さそうだがそこまでいくと完全に霞んでいる。
この辺り花が多い。一番目立つのが可憐な赤い花のサラサドウダン。サラウドンではございません。常に風が吹いているので写真撮影は難しい。他にも数種の花を見かけたがすべて草ではなくて木の花。烏谷山頂ではアカモノが出迎えてくれた。バカモノではございません。可憐な地べたに這いつくばるように生える小さな花だが、これもまた草ではなく木。ツガザクラと間違えやすい。
烏谷山で最後のエネルギー補給をして展望を楽しんだ後、摺鉢山経由で牛コバ方面に下りる。途中のコル付近のブナ林がが美しい。標高930m付近から知らん間に主尾根を外してしまった。50m登り返すのが辛いのでトラバースで軌道修正。ここは下りでは迷いやすいところなので気をつけなければ。
遅いスタートだったが十分に楽しめた山行でした。
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奥の深谷徒渉点からさらに遡った中洲にあるサワグルミの巨木
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サワグルミの巨木を根元から見上げる
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サワグルミの巨木を根元から見上げる
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毘沙門岩。裏から登れることがわかりました。
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奥の深谷、八雲ヶ原手前の登山道を逸れたところにあるアシウスギの巨木1
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アシウスギの巨木2
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アシウスギの巨木3
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乱立する巨木群
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八雲手前から左に入る谷に滝を発見。でも上部は石をコンクリートで固めてあった。
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コヤマノ岳からの眺望。
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ウラシマソウのようでウラシマソウでない、ベンベン
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荒川峠の南の展望所から打見山と蓬莱山を望む
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烏谷山までの稜線はサラサドウダンの花が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/14/9780af3ba4bab1be3b5e83b8d54aa562.jpg)
サラサドウダン。サラウドンではございません。
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カマツカかなぁ。お猿のお尻は真っ赤っかではございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/69/e680c73aff63f3fbd783fe2e6a0222f5.jpg)
烏谷山手前より琵琶湖を望む。空気が澄んでいてはっきり見渡せ、湖の色も濃く美しい。
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シロヤシオの葉
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烏谷山より堂満岳(手前)と釈迦岳(奥)を望む。ちょうど重なってしまう。
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烏谷山よりコヤマノ岳(右)と武奈ヶ岳(左奥)を望む。
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烏谷山より琵琶湖を見下ろす。奥は鈴鹿の山々。
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山頂ではアカモノの花が出迎えてくれた。バカモノではございません。
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東の空に月が出た。
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摺鉢山付近のブナの集合木
※コヤマノ岳直登尾根は一般登山道ではありません!
山友のS氏と坊村で待ち合わせ。車を降りるとビックリ寒い。白滝谷を遡行したかったけど凍えそう。数日前までの季節外れの暑さですっかり沢登り気分になっていたのだが、シャワークライムをしなくとも足や手は濡れる。で、やめとく。
牛コバから九十九折れを登る。どうもわたしは左手が谷のほうが右手が谷より落ち着かない。なんだろうね。そんなわけで、トラバースに入ると左が谷で急斜面なのでなんか気持ち悪い。徒渉点からは谷沿いに行く。同行のS氏がここに先週釣りに入っていて大きな木を見つけたというので、これは見ておかなくてはいけないと激しく思ったからなのです。5分も遡るとお目当ての木が高く聳えている。サワグルミの木かなぁ。非常に立派で樹勢もよろしい。谷も美しい。
大橋手前で登山道に合流して毘沙門滝を横目に毘沙門岩へ。岩の裏側に回り込むと岩に登れることがわかった。岩の裏の小谷は等高線が非常に密になっていて以前から気になっていたので、ちょっと入ってみたが水はほとんどなく大岩が積み重なっているだけだったのですぐさま調査終了。
そのまま散歩道を八雲方面へ。途中大きな杉があるというので登山道から逸れて見に行く。特に巨木というわけではなかったが形が面白く、大きな木の本数も多く撮影に夢中になる。その少し先の小屋横から支流に入る。途中滝を見つけたが上部は人工。でも面白い形の滝だ。谷を少し行くと二俣になる。間の急な尾根を登る。一気にコヤマノ岳に登る直登尾根だ。ええ加減しんどいなぁと思った頃山頂に飛び出す。ええ加減しんどかった。で足がつった。足がつったので芍薬甘草湯を内服。初めて試したがこれが即効性があって、その後も足がつりにくくて非常にもってよろしいことを実感。これは使える。とにかく私は足がつるので困っていたのでええもん見つけました。
ここで遅めの昼食、武奈はきょうはええかぁと言うんで上林新道を下りようと言うことに。ウラシマソウらしき花を見つける。でも特徴的な長いひもみたいなのが付いてない。もうだいぶへたってきていたのでちぎれて飛んでったのか?サトイモ科の植物は見分けが難しい。ひょいひょい下っているうちにうっかり凡ミス。上林新道下り口を通過してしまっていた。なので中峠から下る。中峠には昨年までは随分と長いこと来てなかったが今年は4度目。
金糞峠から旧道の方を歩いて堂満岳巻きの縦走路へ。ここも荒れてきて道が不明瞭になっている。南比良峠からの登りでも足がつるのではないかと心配したが、やっぱり芍薬甘草湯は偉大である。少しペースを落としたら問題なかった。
荒川峠先の展望所からの琵琶湖はコヤマノ岳山頂からのそれよりもさらに青みが増して鮮やかに見える。Photoshopで自動レベル補正をかけたかのようである。写真にそんなずっこいことはしてませんよ。近距離から中距離は非常に鮮明なのだが遠くはやや霞がかかっているようで、伊吹はややぼやけている。御嶽が見えても良さそうだがそこまでいくと完全に霞んでいる。
この辺り花が多い。一番目立つのが可憐な赤い花のサラサドウダン。サラウドンではございません。常に風が吹いているので写真撮影は難しい。他にも数種の花を見かけたがすべて草ではなくて木の花。烏谷山頂ではアカモノが出迎えてくれた。バカモノではございません。可憐な地べたに這いつくばるように生える小さな花だが、これもまた草ではなく木。ツガザクラと間違えやすい。
烏谷山で最後のエネルギー補給をして展望を楽しんだ後、摺鉢山経由で牛コバ方面に下りる。途中のコル付近のブナ林がが美しい。標高930m付近から知らん間に主尾根を外してしまった。50m登り返すのが辛いのでトラバースで軌道修正。ここは下りでは迷いやすいところなので気をつけなければ。
遅いスタートだったが十分に楽しめた山行でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/32/7f314a2f6c01378b8361030659b9235f.jpg)
奥の深谷徒渉点からさらに遡った中洲にあるサワグルミの巨木
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サワグルミの巨木を根元から見上げる
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サワグルミの巨木を根元から見上げる
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毘沙門岩。裏から登れることがわかりました。
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奥の深谷、八雲ヶ原手前の登山道を逸れたところにあるアシウスギの巨木1
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アシウスギの巨木2
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アシウスギの巨木3
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乱立する巨木群
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八雲手前から左に入る谷に滝を発見。でも上部は石をコンクリートで固めてあった。
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コヤマノ岳からの眺望。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/58/799ee56eb77f681c1358711d7c22d548.jpg)
ウラシマソウのようでウラシマソウでない、ベンベン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7a/f0d3929c73c16a62468e6a10c558cbf4.jpg)
荒川峠の南の展望所から打見山と蓬莱山を望む
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烏谷山までの稜線はサラサドウダンの花が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/14/9780af3ba4bab1be3b5e83b8d54aa562.jpg)
サラサドウダン。サラウドンではございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/25/387aea8ac901493e82128eb3f6aee481.jpg)
カマツカかなぁ。お猿のお尻は真っ赤っかではございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/69/e680c73aff63f3fbd783fe2e6a0222f5.jpg)
烏谷山手前より琵琶湖を望む。空気が澄んでいてはっきり見渡せ、湖の色も濃く美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/b1/410863e16263e4fcedee92ee1207b545.jpg)
シロヤシオの葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/f1/08b74a3e622f896ad10e112abd8c2931.jpg)
烏谷山より堂満岳(手前)と釈迦岳(奥)を望む。ちょうど重なってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/88/297e84fa14cee6d011b8c2931b2446d7.jpg)
烏谷山よりコヤマノ岳(右)と武奈ヶ岳(左奥)を望む。
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烏谷山より琵琶湖を見下ろす。奥は鈴鹿の山々。
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山頂ではアカモノの花が出迎えてくれた。バカモノではございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/10/dd3170806acbc4aa99db597ec1b769b7.jpg)
東の空に月が出た。
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摺鉢山付近のブナの集合木
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