複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

食糧危機 限られた穀物

2008-04-17 23:32:38 | Weblog
地道で画期的な対応策が必要。

無茶な価格調整は減産へと繋がる。
十分に検証された策でないと更なる危機を招く。

貴重な穀物 コスト高騰で食糧危機が深刻化――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
>中期的な供給量のためには、農地を拡大し、農家の市場・資金アクセスを改善する必要がある。より長期的には、希望の種は技術革新にあるのかもしれない。たとえば遺伝子操作した食品の受け入れ拡大。あるいは、1960年代~70年代に多くの高収入品種の導入で穀物の生産性を向上させた「緑の革命」の再現など(この「緑の革命」によってインドなどの国々は、食糧自給を達成した)。現在では、アフリカにおいてもこうした画期的な農業革命を実現しようと、「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」や米コロンビア大学地球研究所など支援者が、懸命に努力を急いでいる。しかしまだ研究は初期段階にあるというのが実情だ。

>たとえばパキスタンでは、記録的な高値にもかかわらず政府は今年春夏について、小麦収穫予想高を下方修正した。これは去年から肥料価格がほぼ5割増になったせいで農家が、肥料使用量を半減させたことによる。肥料を使う量が減ると、小麦の収穫高は減り、農家収入も減ることになる。

>特にアルゼンチンはいい例だ。政府が大豆輸出に44%という高関税を押し付けた結果、収穫は延期され、専門家たちは翌年の大豆作付け予想を切り下げてしまった。アルゼンチンの大豆農家は、国際市場で大豆が今つけている高値でもうけられないなら、今以上に作付けを増やす理由がないとしている。

エジプトでは、昨年10月に1トンあたり200ドルだった米価が、今年4月初めには430ドルにまで高騰。そこで政府は半年間、米の輸出禁止措置を決定したところ、米価はわずか1日で100ドルも急落した。

こうした政府による価格調整は非常に大きな悪影響をもたらすと、フォンブラウンIFPRI署長は言う。「価格調整をすると、農産物に対して農家が受け取る生産者価格が目減りしてしまい、その結果として農家は、増産する意欲がなくなってしまうからだ。


懸念されていた資金繰りに致命傷 スーパーアグリ F1

2008-04-17 22:50:45 | F1
マグマ・グループとの交渉が打ち切りとなり
資金繰りの目処がつかなくなった。
ホンダの支援に一抹の期待を持ちたい。
スーパーアグリ、F1参戦継続がピンチ…売却交渉が決裂(読売新聞) - goo ニュース