中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

中山金杯 回顧

2019-01-06 20:21:24 | 回顧
12.4 - 10.7 - 12.5 - 11.7 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.7 - 11.4 - 12.4

ウインブライトは58㌔で完勝。好発から淀みない流れを馬任せ。一切手綱を押すところがなかった。縦長の展開で中団外追走。3角で2頭が先に動いても慌てない。3分3厘で少しずつエンジンを点火させながら動く。直線もスパッとは切れなかったが、ジリ脚で伸びた。時計が掛る中山得意。

ステイフーリッシュは、15番枠から気合いを付けるも前へ行けず後方から。縦長の平均ペースの流れを後方から。流れの落ち着いた向こう正面で業を煮やして一気に2番手まで押し上げる。流れを考えれば我慢してもよかった。直線も粘り強く脚を使った。もう少し距離が延びた方がいい。

タニノフランケルは、1番枠から気合いを入れて手綱、見せムチで2ハロン目からハナ。2角でペースアップして縦長の展開を演出。残り4ハロンから再びペースアップして突き放す。大トビで一度エンジンが掛るとスピートが落ちない。もう少し距離が延びても。53㌔もよかった。

タイムフライヤーは12番枠から馬任せで後方から。2角までは後方で折り合いに専念。縦長の平均ペースの流れ。3角でステイフーリッシュが捲ったのに乗じて3分3厘で好位まで脚を使う。そこから直線で苦しくなりながらも坂下で手前を替えてジリジリ伸びた。流れを考えればもう少し我慢してもよかった。距離は延びた方がいい。

マウントゴールドは好発から馬任せ。しかし、予想以上に先行争いが激化して1~2角で良い位置がとれなかった。後ろからになったし3分3厘でバテた馬を捌くのにも苦労。揉まれて直線リ入口も後方から。まったく力を出せなかった。


シンザン記念(GⅢ) 回顧

2019-01-06 19:25:26 | Weblog
12.3 - 10.8 - 11.6 - 12.6 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 11.7
34.7-35.9

勝ったヴァルディゼールは2番枠から好発を決めて少し気合いを付けて。2ハロン目から手綱を抑えて中団馬群のイン。中緩みのハイペースでしっかり脚をタメる。ペースの緩んだ3分3厘もしっかりとタメる。4角で少し気合い付けて直線はバラけたインを突く。一完歩ずつ力強い伸び脚で差し切った。狭いところを割る勝負根性、鞍上のゴーサインに対しても反応も良い。長くいい脚が使える。距離が延びても良さそう。2戦続けてパワー系馬場。

マイネルフラップは、1番枠から気合いを付けるもズブくて前に行けずに後方から。終始、気合い付けながらでズブい。ペースが緩んだ3分3厘で馬群の直後に取り付く。直線は大外へ振られるが、一完歩ごとに凄い脚。ゴール前で左ステッキに反応して内側へ切れ込む。左右にフラ付いた分、最後差せなかった。流れが向いた。

ミッキーブリランテは、発馬はマシな方。スタート直後はズブさを見せる。教えて馬群に取り付くと、今後は一気にペースが緩んで掛る。それでも3分3厘は引っ張り切りの手応え。直線でひと脚使うも、最後は内へモタれたこともありゴール前は脚色が鈍った。ピッチ走法で使える脚が短い印象。

ハッピーアワーはまだトモが緩くて発馬が甘い。腰高の走りで力が付いていない。その分、テンに付いていけないし、直線もジリ脚。

パッシングスルーはテン3ハロン34秒7のハイペースは初めて。好発から好位のインのいいポディションを取るが少し気合いを付けながらで脚が溜まらなかった。しかも3分3厘でペースが一気に緩む。その流れを自ら動く。直線も一杯になりながら、もう一度手前を替えてジリジリ伸びた。キャリア1戦でこの中弛みのハイペースで最後まで脚を使えたことは立派。負けて強し。

アントリューズは大トビで不器用。京都の重たい馬場で好発を決めても気合い付けても前に行けない。テンから手前を何度も替えて脚が溜まらない。直線で狭くなるが、狭いところを破る脚がなかった。