【馬場】Cコース。早朝からの大雨で不良馬場。先行馬有利。
12.0 - 10.3 - 10.8 - 11.1 - 12.0 - 13.2=1:09.4
【展開】ロケットスタートを決めたローエングリンを押しのけ、アストンマーチャンがハナ。2ハロン目から10秒3-10秒8とグングン加速。前後半で3秒2の差があった前傾ラップ。後続は馬場に脚を取られた。先行、内を通った馬有利。
ムチムチのスプリンター体型、回転の速いピッチ走法。桜花賞惨敗で電撃戦に転向したアストンマーチャンが目標の大一番で素質を開花させた。朝から降りしきる大雨。切れ味を武器とする差し馬が苦しむ中、抜群の脚力で楽々とハナへ。2ハロン目から10秒3-10秒8と加速し、後続を突き放す。三分三厘で内のアイルが早めに捕らえに来るも、直線入り口で3馬身だった差を、坂上では4馬身まで広げる。だが、ずっと右手前で走っていた疲労がゴール前で一気に襲う。急速に脚色が鈍ったところを後続に詰め寄られたが、何とか振り切った。完歩が狭く、抜群に回転の速いピッチ走法。不良馬場を苦にするどころか、他馬が気にする分、大きくプラスに転じた。直線で左手前に替えていたらもっと楽に勝てていただろう。変に抑えるよりは卓越したスピードを生かす逃げが合っている。今年の3歳牝馬は本当に強い。
2着のサンアデュは楽々と2番手集団の真ん中へ。道中の折り合いはスムーズだったが、肝心の4角での反応が鈍く、手綱に余裕がない。鞍上の川田が懸命にハミをかけ直す。一旦は前のアイルラヴァゲインに離されたが、直線でジワジワと脚を使い、ゴール前で差し切った。雨馬場で前走ほど反応が良くなかった。
アイルラヴァゲインは1番枠から2番手のインと積極策。楽な手応えで前のアストンを見ながらの道中。4角手前で早めに捕らえに行く。直線手前で2番手集団から完全に抜け出し、前のアストンまで3馬身のところまで迫る。だが、早めに追いかけた分、坂上で脚色が鈍ってしまった。夏負けを乗り越え、デキは上向いていた。
4着のキングストレイルは発馬で行き脚がつかず。だが、後方から抑え切れない手応えでグングンと進出。4角では中団まで押し上げる。だが、大外枠発走だったため、かなりの大外を通らされる。直線で大外からジワリと追い上げるも、この馬場で外々を通らされたロスは想像以上に大きかった。だが、道中の追走の感じを見ると、今の充実ぶりを物語っている。強い。
本命視したローエングリンは中山記念同様、ロケットスタートを決める。だが、その後は無理をせず、馬の行く気に任せた道中。三分三厘でも仕掛けることなく外から被される。4角では完全に置かれたが、直線でジワジワと脚を使ってきた。だが、その脚が地味だったことは確か。もう少し前で競馬をしてほしかった。
1番人気のスズカフェニックス。馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れたうえに放牧先で馬体減りしたよう。最終追いの動きは良かったが、万全とはいかなかったようだ。道中も手綱に余裕がなく、追走に手一杯の感。抜群の手応えで進出した高松宮記念とは雲泥の差。直線でも全く反応がなかった。鞍上も「一度もハミを取らなかった」と。
12.0 - 10.3 - 10.8 - 11.1 - 12.0 - 13.2=1:09.4
【展開】ロケットスタートを決めたローエングリンを押しのけ、アストンマーチャンがハナ。2ハロン目から10秒3-10秒8とグングン加速。前後半で3秒2の差があった前傾ラップ。後続は馬場に脚を取られた。先行、内を通った馬有利。
ムチムチのスプリンター体型、回転の速いピッチ走法。桜花賞惨敗で電撃戦に転向したアストンマーチャンが目標の大一番で素質を開花させた。朝から降りしきる大雨。切れ味を武器とする差し馬が苦しむ中、抜群の脚力で楽々とハナへ。2ハロン目から10秒3-10秒8と加速し、後続を突き放す。三分三厘で内のアイルが早めに捕らえに来るも、直線入り口で3馬身だった差を、坂上では4馬身まで広げる。だが、ずっと右手前で走っていた疲労がゴール前で一気に襲う。急速に脚色が鈍ったところを後続に詰め寄られたが、何とか振り切った。完歩が狭く、抜群に回転の速いピッチ走法。不良馬場を苦にするどころか、他馬が気にする分、大きくプラスに転じた。直線で左手前に替えていたらもっと楽に勝てていただろう。変に抑えるよりは卓越したスピードを生かす逃げが合っている。今年の3歳牝馬は本当に強い。
2着のサンアデュは楽々と2番手集団の真ん中へ。道中の折り合いはスムーズだったが、肝心の4角での反応が鈍く、手綱に余裕がない。鞍上の川田が懸命にハミをかけ直す。一旦は前のアイルラヴァゲインに離されたが、直線でジワジワと脚を使い、ゴール前で差し切った。雨馬場で前走ほど反応が良くなかった。
アイルラヴァゲインは1番枠から2番手のインと積極策。楽な手応えで前のアストンを見ながらの道中。4角手前で早めに捕らえに行く。直線手前で2番手集団から完全に抜け出し、前のアストンまで3馬身のところまで迫る。だが、早めに追いかけた分、坂上で脚色が鈍ってしまった。夏負けを乗り越え、デキは上向いていた。
4着のキングストレイルは発馬で行き脚がつかず。だが、後方から抑え切れない手応えでグングンと進出。4角では中団まで押し上げる。だが、大外枠発走だったため、かなりの大外を通らされる。直線で大外からジワリと追い上げるも、この馬場で外々を通らされたロスは想像以上に大きかった。だが、道中の追走の感じを見ると、今の充実ぶりを物語っている。強い。
本命視したローエングリンは中山記念同様、ロケットスタートを決める。だが、その後は無理をせず、馬の行く気に任せた道中。三分三厘でも仕掛けることなく外から被される。4角では完全に置かれたが、直線でジワジワと脚を使ってきた。だが、その脚が地味だったことは確か。もう少し前で競馬をしてほしかった。
1番人気のスズカフェニックス。馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れたうえに放牧先で馬体減りしたよう。最終追いの動きは良かったが、万全とはいかなかったようだ。道中も手綱に余裕がなく、追走に手一杯の感。抜群の手応えで進出した高松宮記念とは雲泥の差。直線でも全く反応がなかった。鞍上も「一度もハミを取らなかった」と。
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