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12.8 - 11.5 - 12.0 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.1 - 11.7=1:46.0
国内壮行レースを圧勝したヴィクトワールピサ。始動戦ではあったが、ほぼ万全な仕上がり。下見どころから迫力十分の馬体で、他馬とは次元の違う雰囲気を醸し出していた。久々の1800㍍ということで発馬後は行き脚がつかず自然と後方からの競馬。緩い流れでも慌てることなくじっくりと我慢。有馬記念と同様に、向こう正面でポディションを上げる。3角手前では先頭から4馬身圏内に迫る。手綱は抑えたまま。3角で大外を通ってスパートを開始すると、グーンと加速。だが、4角では大きなフットワーク故に外へ膨れて右手綱を抑えることに。それでも、直線入口で凄まじい脚で一気に先団へ取り付く。坂上で他馬とは違う脚でキャプテントゥーレを振り切り、危なげない勝利を飾った。4角からの脚は本当に凄かった。成長している。決してスムーズな誘導とはいえなかったが、断然人気だけに内を突くこともできなかった。大きなフットワークだが、瞬時の加速ができるし、ダイナミック。堂々、ドバイへ。
久々のキャプテントゥーレは仕上がっていたし、12㌔減でも、馬体の張りはしっかりしていた。ポンと好発を決め、手綱を押してハナを主張する。外からミッキードリームにも迫られたが、すぐに迎える1角でコーワーワークを利してハナへ立つ。そこからは上手くペースを落としての逃げ。残り5ハロンからレッドシューターに早めに来られてペースを上げることになる。それでも、開幕週のパンパン馬場でテンに脚を温存できたことは大きく、直線で二の脚を使い、3着以下を寄せ付けなかった。勝ち馬は別次元。速い時計決着に対応できたのは収穫。脚質的に中山1,800㍍はベスト。マイペースで行ければ実に渋太い。
発馬でノメる形となったリーチザクラウン。下見どころから落ち着き十分で、輪乗りでも我慢できていた。レースでは折り合いに専念する形で後方から。発馬直後に頭を上げて嫌がり、大トビのため1角では外に膨れる形に。向こう正面でも相変わらず頭を上げて折り合いを欠く。前のヴィクトワールを目標に、3角でスパート開始。ヴィクトワールとは4角からの加速力の差を見せ付けられ、一気に離されてしまう。それでも、直線は大外から良い脚で追い込んできた。開幕週でスローの先行断然有利の競馬。それを考えれば上々の内容だ。武豊Jとしてはテンに息を入れさせることを覚えさせ、終いを生かす競馬に徹する考えと分かったのは収穫だ。直線がもう少しあればもっと伸びていたし、長く良い脚を使えるようになっている。広くて直線の長い府中ならやれることを印象付けた。この馬に対する見方が変わった。陣営と鞍上の努力が実ることに期待。
マルカボルトは暖かくなり、馬体が絞れた。輪乗りでは若干テンションが高かった。横を向いた時に発馬を切られ、出負けしてしまう。最内枠で包まれるリスクを避けるため、すぐさま手綱をしごいて4番手のインをキープする。仕掛けたことで掛ることを心配したが、道中の折り合いはスムーズ。ペースの上がった3角で手綱が動き始め、手応えが怪しい。直線入口では狭いところに入ってしまう。それでも、そこをこじ開けてジリジリ伸びてきた。上位馬とは決め手の差が出た感じだ。ハナへ立って平均ペースの流れに持ち込みたかっただけに出負けは大きかった。勝負根性は光るものがあった。
ブリンカー着用のレッドシューター。下見どころからカリカリしていたが、トモの踏み込みは実に力強かった。大外枠発走のため先行策を狙ったが、馬群が固まったために行けず。仕方なく1角で馬群の直後に控える。流れが落ち着いた向こう正面では抑え切れない感じで大外から進出開始。3角手前では2番手までポディションを上げる。皮肉にもそこからペースが上がってしまい、自身にとってはかなり厳しい流れ。直線では外から一気にヴィクトワールに来られて怯む。それでも、直線は一瞬の脚は示して抵抗した。向こう正面で一気に脚を使い、3角からレースのペースが上がって更に脚を使わされた。大崩れしなかったのは高く評価できる。
リルダヴァルは好発を決めて馬任せで2番手へ。緩い流れに乗り、折り合いはスムーズ。終始、外からミッキーに被され、3角手前ではレッドシューターに早めに来られたものの、それほど厳しい競馬ではなかった。直線であっさり馬群に沈んだのは不満。連戦続きに加え、中間はびっしりと追われて14㌔減。レース前にスタミナ切れを起こしていた可能性が高い。
ミッキードリームは輪乗りで騎手を振り落とし、かなりテンションが高かった。久々の影響だろう。テンの脚は示したが、ペースの上がった三分三厘で置かれてしまった。叩いての前進に期待。
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国内壮行レースを圧勝したヴィクトワールピサ。始動戦ではあったが、ほぼ万全な仕上がり。下見どころから迫力十分の馬体で、他馬とは次元の違う雰囲気を醸し出していた。久々の1800㍍ということで発馬後は行き脚がつかず自然と後方からの競馬。緩い流れでも慌てることなくじっくりと我慢。有馬記念と同様に、向こう正面でポディションを上げる。3角手前では先頭から4馬身圏内に迫る。手綱は抑えたまま。3角で大外を通ってスパートを開始すると、グーンと加速。だが、4角では大きなフットワーク故に外へ膨れて右手綱を抑えることに。それでも、直線入口で凄まじい脚で一気に先団へ取り付く。坂上で他馬とは違う脚でキャプテントゥーレを振り切り、危なげない勝利を飾った。4角からの脚は本当に凄かった。成長している。決してスムーズな誘導とはいえなかったが、断然人気だけに内を突くこともできなかった。大きなフットワークだが、瞬時の加速ができるし、ダイナミック。堂々、ドバイへ。
久々のキャプテントゥーレは仕上がっていたし、12㌔減でも、馬体の張りはしっかりしていた。ポンと好発を決め、手綱を押してハナを主張する。外からミッキードリームにも迫られたが、すぐに迎える1角でコーワーワークを利してハナへ立つ。そこからは上手くペースを落としての逃げ。残り5ハロンからレッドシューターに早めに来られてペースを上げることになる。それでも、開幕週のパンパン馬場でテンに脚を温存できたことは大きく、直線で二の脚を使い、3着以下を寄せ付けなかった。勝ち馬は別次元。速い時計決着に対応できたのは収穫。脚質的に中山1,800㍍はベスト。マイペースで行ければ実に渋太い。
発馬でノメる形となったリーチザクラウン。下見どころから落ち着き十分で、輪乗りでも我慢できていた。レースでは折り合いに専念する形で後方から。発馬直後に頭を上げて嫌がり、大トビのため1角では外に膨れる形に。向こう正面でも相変わらず頭を上げて折り合いを欠く。前のヴィクトワールを目標に、3角でスパート開始。ヴィクトワールとは4角からの加速力の差を見せ付けられ、一気に離されてしまう。それでも、直線は大外から良い脚で追い込んできた。開幕週でスローの先行断然有利の競馬。それを考えれば上々の内容だ。武豊Jとしてはテンに息を入れさせることを覚えさせ、終いを生かす競馬に徹する考えと分かったのは収穫だ。直線がもう少しあればもっと伸びていたし、長く良い脚を使えるようになっている。広くて直線の長い府中ならやれることを印象付けた。この馬に対する見方が変わった。陣営と鞍上の努力が実ることに期待。
マルカボルトは暖かくなり、馬体が絞れた。輪乗りでは若干テンションが高かった。横を向いた時に発馬を切られ、出負けしてしまう。最内枠で包まれるリスクを避けるため、すぐさま手綱をしごいて4番手のインをキープする。仕掛けたことで掛ることを心配したが、道中の折り合いはスムーズ。ペースの上がった3角で手綱が動き始め、手応えが怪しい。直線入口では狭いところに入ってしまう。それでも、そこをこじ開けてジリジリ伸びてきた。上位馬とは決め手の差が出た感じだ。ハナへ立って平均ペースの流れに持ち込みたかっただけに出負けは大きかった。勝負根性は光るものがあった。
ブリンカー着用のレッドシューター。下見どころからカリカリしていたが、トモの踏み込みは実に力強かった。大外枠発走のため先行策を狙ったが、馬群が固まったために行けず。仕方なく1角で馬群の直後に控える。流れが落ち着いた向こう正面では抑え切れない感じで大外から進出開始。3角手前では2番手までポディションを上げる。皮肉にもそこからペースが上がってしまい、自身にとってはかなり厳しい流れ。直線では外から一気にヴィクトワールに来られて怯む。それでも、直線は一瞬の脚は示して抵抗した。向こう正面で一気に脚を使い、3角からレースのペースが上がって更に脚を使わされた。大崩れしなかったのは高く評価できる。
リルダヴァルは好発を決めて馬任せで2番手へ。緩い流れに乗り、折り合いはスムーズ。終始、外からミッキーに被され、3角手前ではレッドシューターに早めに来られたものの、それほど厳しい競馬ではなかった。直線であっさり馬群に沈んだのは不満。連戦続きに加え、中間はびっしりと追われて14㌔減。レース前にスタミナ切れを起こしていた可能性が高い。
ミッキードリームは輪乗りで騎手を振り落とし、かなりテンションが高かった。久々の影響だろう。テンの脚は示したが、ペースの上がった三分三厘で置かれてしまった。叩いての前進に期待。
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