☆残暑厳しき中を、広島市の福屋八丁堀本店で開催されました第95回・日本水彩展にお越し頂き有難う御座います。また、中国新聞社編集の「中国山地・夏の山野草」画集の掲載も同時アップしました。観賞の一時をお過ごし下さい。
★展覧会場の動画
㊧の絵 ↑ 広島県知事賞受賞の「寂寥」・・・・・・加納仁司作
★会場内の動画
☆内閣総理大臣賞受賞「晩夏」・・・・・池田千世子作
☆上河内昌巳氏の遺作・・・・・「雪どけの大山」
○リアス式海岸・高山
○あじさい
中国山地=夏の山野草=
①カリガネソウ>山地の林のふちなどに、生える多年草で長く伸びる雄しべと雌しべを、首をのばした雁にたとえた「雁金草」といい、強い臭気のある花です。
②ミミカキグサ>湿地に生える食虫植物で、花のあと、がく片が大きくミミカキのようになります。赤花は、やや大型のホザキミミカキグサと言います。
③オニバス>メタセコイヤが日本にも繁っていたころから有ったといわれる植物で全身とげだらけ、大きな葉を破って花茎がのぞく。現在、絶滅状態だそうです。
☆イブキジャコウソウ>花や葉に触れると良い香りがする植物で低地から高地にまであり、高山植物と同居している。中国地方には少ないそうです。
①イワギリソウ>花も葉も桐に似て岩に付く所からなずけられました。中国地方には少なく、山口県の一部や、出雲市の立久恵峡が有名です。
②サギソウ>まさに羽を広げた白い鷺の様で、完成された姿は湿地のプリンセスです。広範囲に分布しますが、乱獲されやすく、各地で急に姿を消しているそうです。
③トキソウ(朱鷺草)>鳥のトキに似た色からなずけられた花で山地の湿原に普通にあったが激減しているそうです。まれに白い花も見ることがあります。
☆ウメガサソウ>背丈が10Cmぐらいで、6月ごろ梅に似た花を下向きにつけます。茎が木化して低木状になります。亜高山帯の植物ですが、低地でも見ることが出来ます。
本日も水彩画展と夏の高山植物展に訪問頂き有難う御座いました。
次回からは、海外旅シリーズを再開の予定です。我が町の情報や国内旅行の事などを、取り混ぜながらアップして行きますので、ご訪問をお待ちしております。