TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

千葉県中学生大会(509)

2006-05-28 11:16:51 | tennis
 連日、早朝練習→試合観戦→クラブへもどってレッッスン→爆睡、のリズムでブログさぼりぎみでした。

 全国選抜を2日間見たあと、きのうは千葉県中学生大会のシングルス本戦でした。大雨のなか、かわいそうにずっとオムニコートで試合かと思っていたら、意外と止んでいた時間も多くあり、まあまあのコンディションでした。うちのクラブの小学生やその親たちも観戦にせいぞろいです。

 今回はデビルYが第一シードのS君を苦節何年かの末、ついに倒して優勝するか!?!?と期待したわけですが、残念ながら今回もまたS君の牙城をくずすことができず3位に終わりました。

 今回もいろいろありました。今まで一度も勝ったことがない子をはじめて倒して、うれしい思いをした子。めざす関東大会があとほんの1歩のところでつかめなかったおしかった子。関東全国常連なのに、チキンハートになってしまい、いたい敗戦を喫してしまった子……。

 ここでふれておきたいのは、試合ではドロー運が良いとか悪いとか、ついているついていない、なんてことももちろんあります。でも、たいてい本番の大会中に起こったことのすべては、普段の練習の中に原因や理由があります。くやしい思いをしたり、うれしい思いをした時には、普段の練習で何をやっていたから(やっていなかったから)それが起こったのかを、よーく考えてみてください。基本的に試合は練習に近づける、練習も試合に近づける、という作業を行わなくてはいけません。初心者とプロではこのへんの部分が圧倒的にちがいます。ですから、プロの選手の試合ばかりでなく、練習風景を見るのもたいへん勉強になるわけです。自分にどれだけ厳しくなれるかのレベルも違います。

 自分に厳しく、そして勝つために何が必要なのかをいつも自分で考え(コーチや親の頭の中だけにそれがあってはいけません)て練習することによって自分の本当の実力が高められます。時には退屈だけどとっても大切な練習のその退屈さに耐えたり、あるいはトレーニングのきつさに耐えるだけでなくもっと自分できつくしたり、なんてことも必要になってくると思います。「練習で泣いた(きついおもいを耐えてがんばった)人が試合で笑う(いい結果を出せてよろこべる)」というのはある意味真理だし、そういう姿こそアスリートと呼べると思います。

写真は全国選抜の会場で撮ったまぶしいピースサイン!
コメント (5)
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