◎「幸福について」ショウペンハウエル 3
★「幸福について」(ショーペンハウアー 新潮文庫)より少し抜き書き その3
・志を同じくする者がまるで磁力で引かれるかのようにたちまち相寄り相集まる
似通った心と心は遠くから挨拶を交わす
・知性や分別によって憎しみや怨みをかき立てられるのが、絶対多数の人間である
「物わかりの悪い人には物わかりのよい人に対する百倍もの嫌悪の情がある」
・人は精神の優越を避け、これを憎む
その口実として、その人間にあらゆる欠点をなすりつける
・自分のおこないについて他人を手本にしてはならない
自分の性格に適った行動をとらなければならない
・時の経過によってはじめて得られるものを、時を待たずに要求し、時を待たずに手を着けるというようなやり方をすべきではない
・どんな出来事にもいきなり大喜びをしたり、わめき悲しんだりせぬがよい
あらゆる事物が変化の可能性をもち、そのためこの出来事がいつどんな時に変化させられないともかぎらない
わめき悲しんだ出来事が、あとからみると自分にとって真に最善のものであったり、大喜びした出来事が、最大の苦悩のもとになっていたりすることは、ほとんど誰もが経験する
・文学に描写されるような面影に魅力があるのは、それが単なる面影であって現実的なものでないからである
・青年期の立場から見ると、人生は無限に長い未来である
老年期の立場からは、きわめて短かった過去である
・老人になってもまだ研究欲があり、音楽や芝居を好み、総じて外部のものに対するある種の感受力が残っていれば、仕合せである
★「幸福について」(ショーペンハウアー 新潮文庫)より少し抜き書き その3
・志を同じくする者がまるで磁力で引かれるかのようにたちまち相寄り相集まる
似通った心と心は遠くから挨拶を交わす
・知性や分別によって憎しみや怨みをかき立てられるのが、絶対多数の人間である
「物わかりの悪い人には物わかりのよい人に対する百倍もの嫌悪の情がある」
・人は精神の優越を避け、これを憎む
その口実として、その人間にあらゆる欠点をなすりつける
・自分のおこないについて他人を手本にしてはならない
自分の性格に適った行動をとらなければならない
・時の経過によってはじめて得られるものを、時を待たずに要求し、時を待たずに手を着けるというようなやり方をすべきではない
・どんな出来事にもいきなり大喜びをしたり、わめき悲しんだりせぬがよい
あらゆる事物が変化の可能性をもち、そのためこの出来事がいつどんな時に変化させられないともかぎらない
わめき悲しんだ出来事が、あとからみると自分にとって真に最善のものであったり、大喜びした出来事が、最大の苦悩のもとになっていたりすることは、ほとんど誰もが経験する
・文学に描写されるような面影に魅力があるのは、それが単なる面影であって現実的なものでないからである
・青年期の立場から見ると、人生は無限に長い未来である
老年期の立場からは、きわめて短かった過去である
・老人になってもまだ研究欲があり、音楽や芝居を好み、総じて外部のものに対するある種の感受力が残っていれば、仕合せである