ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎「幸福について」ショウペンハウエル 2

2014-07-23 22:44:11 | 歴史 本
「幸福について」ショウペンハウエル 2

「幸福について」(ショーペンハウアー 新潮文庫)より少し抜き書き その2

・「その日その日を一生と見よ」(セネカ)

・明日はまた明日で1度しか来ない別な1日なのである

 1日1日が人生の主要な部分であり、したがってかけがえのない部分だ

・人は独りでいる間だけが自由だ

・自分自身だけを当てにしてきた人間、自分にとって自分自身が一切合財でありうる人間が最も仕合せだと結論することができる

・自分以上の幸福を見て苦しむ者は、決して幸福になれない

・朝は一般に、精神的な仕事にせよ、肉体的な仕事にせよ、どんな仕事にも例外なしに適した時刻である
 朝は1日のうちでは青春時代に相当し、すべてが朗らかで、すがすがしく、軽快である

・自分が持っているものを、これが自分のものでなかったらどんなだろうと、たびたび問うてみるがよい
 大抵の場合、失ったあとではじめてものの値打ちがわかるからである

・何かをすること、できることなら何かを仕上げること、せめて何か覚えるということは、人間の幸福には欠くことができない
 最大の満足が得られるのは、何かを仕上げること、作ることである

障害と闘って勝つことが、人間を幸福にするのだ


1日1日が小さな一生なのだ

 毎日毎日の起床が小さな出生、毎朝毎朝のすがすがしい時が小さな青春、毎夜の臥床就寝が小さな死なのである