◎今日11.2は?
◎今日11.2は
1 1920年(大正9年)11.2 世界初のラジオ定時放送を開始
・11.2 アメリカのウェスティングハウス・エレクトリック社がペンシルベニア州ピッツバーグに開局したラジオ局KDKAが世界初のラジオ定時放送を開始した
ウェスティングハウス社は、ラジオ受信機の販売促進のために構想したプロジェクトの一環として、KDKA局を開局し、1916年から実験放送を開始し、11.2定時放送を開始した
午後6時からハーディング対コックスの大統領選挙速報を刻々と伝えた
聴取者はいち早くハーディングの当選(第29代大統領)を知った
受信機は売れて、各地にラジオ放送局が開局し、1930年代にはラジオは黄金期を迎える
2 1973年(昭和48年)11.2 トイレットペーパー買いだめ騒動
・兵庫県尼崎市のスーパーで、トイレットペーパー買いだめに主婦らが殺到し、売場で将棋倒しになり、女性が大怪我をする騒ぎとなった
この夜、通産省はトイレットペーパーは十分にあるとの事務次官談話を発表
毎日2000tを増産し、メーカー出荷価格を1パック140円に凍結することを決定したが、事態は沈静化しなかった
・1973年10.6 エジプト・シリア両軍がイスラエルに対する攻撃を開始する(第4次中東戦争)
第4次中東戦争は、イスラエルに武器の補給をしているアメリカとアラブ諸国の対立に発展した
10.17 OAPEC(アラブ石油輸出国機構)10か国石油担当相会議は、石油を政治交渉の武器とする戦略を発表、原油生産を削減するとともに、アメリカなどイスラエル支援国への石油生産を5%削減することを決定した
このため石油価格は高騰し、10.23 国際石油資本のエクソン・シェル両社が、原油価格の30%値上げを日本に通告した(第1次石油危機始まる)
24日には、サウジアラビア国営石油会社が70%の値上げ
25日には、他の大手国際資本がいっせいに日本向け原油の供給削減を通告した
石油ショックは、石油関連商品の高騰と品不足をまねくことが予想され、「物不足」のうわさが広がった
また、一部の企業が買い占めや売り惜しみを行なった
◎「モンテ・クリスト伯」 アレクサンドル・デュマ作 岩波文庫
・長編小説だけど(文庫本で全7冊)、すごく面白くて読みやすい
私は何十年か前に、2回は通読しました。3回目は読んだかも知れませんが、あまりはっきりした記憶がありません
・私が最も感動的したのは、1巻の後ろの方で描かれている部分で、囚われの身となった主人公のエドモン・ダンテス(のちのモンテ・クリスト伯)がシャトー・ディフの牢獄でファリア司祭に出会い、ファリア司祭から知っているすべての学問を教授される
ファリア司祭はエドモン・ダンテスの師匠でもあり、父親のような存在でもある
私はその二人を描いた部分を読むと、涙が出てきます
・「あなたはわしの息子なのだ!」と、老人は叫んだ。
「あなたは、わしの囚われていたあいだの息子なのだ。わしの身分は、わしを独身のままにさせた。主はあなたをわしに遣わされて、父親になれない男、自由になれない囚人、この二つを同時に慰めてやろうとなさったのだ。」
ファリア司祭は、こう言いながら、いま自分に残っている片方の腕を青年のほうへ差し出した。
青年は、老人の首に飛びつくなり、涙にくれた。(1巻 18 「宝」より)
◎今日11.2は
1 1920年(大正9年)11.2 世界初のラジオ定時放送を開始
・11.2 アメリカのウェスティングハウス・エレクトリック社がペンシルベニア州ピッツバーグに開局したラジオ局KDKAが世界初のラジオ定時放送を開始した
ウェスティングハウス社は、ラジオ受信機の販売促進のために構想したプロジェクトの一環として、KDKA局を開局し、1916年から実験放送を開始し、11.2定時放送を開始した
午後6時からハーディング対コックスの大統領選挙速報を刻々と伝えた
聴取者はいち早くハーディングの当選(第29代大統領)を知った
受信機は売れて、各地にラジオ放送局が開局し、1930年代にはラジオは黄金期を迎える
2 1973年(昭和48年)11.2 トイレットペーパー買いだめ騒動
・兵庫県尼崎市のスーパーで、トイレットペーパー買いだめに主婦らが殺到し、売場で将棋倒しになり、女性が大怪我をする騒ぎとなった
この夜、通産省はトイレットペーパーは十分にあるとの事務次官談話を発表
毎日2000tを増産し、メーカー出荷価格を1パック140円に凍結することを決定したが、事態は沈静化しなかった
・1973年10.6 エジプト・シリア両軍がイスラエルに対する攻撃を開始する(第4次中東戦争)
第4次中東戦争は、イスラエルに武器の補給をしているアメリカとアラブ諸国の対立に発展した
10.17 OAPEC(アラブ石油輸出国機構)10か国石油担当相会議は、石油を政治交渉の武器とする戦略を発表、原油生産を削減するとともに、アメリカなどイスラエル支援国への石油生産を5%削減することを決定した
このため石油価格は高騰し、10.23 国際石油資本のエクソン・シェル両社が、原油価格の30%値上げを日本に通告した(第1次石油危機始まる)
24日には、サウジアラビア国営石油会社が70%の値上げ
25日には、他の大手国際資本がいっせいに日本向け原油の供給削減を通告した
石油ショックは、石油関連商品の高騰と品不足をまねくことが予想され、「物不足」のうわさが広がった
また、一部の企業が買い占めや売り惜しみを行なった
◎「モンテ・クリスト伯」 アレクサンドル・デュマ作 岩波文庫
・長編小説だけど(文庫本で全7冊)、すごく面白くて読みやすい
私は何十年か前に、2回は通読しました。3回目は読んだかも知れませんが、あまりはっきりした記憶がありません
・私が最も感動的したのは、1巻の後ろの方で描かれている部分で、囚われの身となった主人公のエドモン・ダンテス(のちのモンテ・クリスト伯)がシャトー・ディフの牢獄でファリア司祭に出会い、ファリア司祭から知っているすべての学問を教授される
ファリア司祭はエドモン・ダンテスの師匠でもあり、父親のような存在でもある
私はその二人を描いた部分を読むと、涙が出てきます
・「あなたはわしの息子なのだ!」と、老人は叫んだ。
「あなたは、わしの囚われていたあいだの息子なのだ。わしの身分は、わしを独身のままにさせた。主はあなたをわしに遣わされて、父親になれない男、自由になれない囚人、この二つを同時に慰めてやろうとなさったのだ。」
ファリア司祭は、こう言いながら、いま自分に残っている片方の腕を青年のほうへ差し出した。
青年は、老人の首に飛びつくなり、涙にくれた。(1巻 18 「宝」より)