ヨガのクラスで一番最後に行われることの多いポーズ『
シャバーサナ(屍のポーズ)』について、よく質問を受けることがあるので、ちょっと掘り下げてみます。
まずシャバーサナの効果は、
・体の緊張を緩める
・脳を休める
・ストレスの軽減
・不眠症の緩和
・疲労回復
など…
このポーズを5分行うことで、数時間(1~2時間)程度の睡眠効果があるとも言われています。
ポーズのやり方は、簡単(雑)に言うと、
「
仰向けで大の字に寝て目を閉じて脱力する」
以上です。
ただし、余分な力を抜くために、力が抜ける最適な体のポジションをインストラクターが誘導していきます。
足はマット幅位に大きく開き、爪先は外側に開く。腕は体側に伸ばし、手の平は上向き、脇の下には拳一つ分位のスペースをあける。肩甲骨を少し寄せて胸を開き呼吸をしやすくする。頭は体の真ん中にし、軽くアゴを引き、目を閉じる。などなど…。
ヨガのクラスでは、緊張と弛緩を繰り返すことで、ポーズの効果を体に浸透させています。
最後のシャバーサナで、より体の緊張を緩めるために、メインのポーズでしっかり動いて体を使い、力を抜きやすくする場合もあります。
そして、よくある質問!
「
寝ちゃってもいいんですか?」
→いいんです!無意識のうちに寝てしまっても問題ないです。ポーズを終了させる時には、インストラクターが合図を出して起こすので安心してください。
本来は、眠りに入る直前のような…起きているのと寝ている中間ぐらいがベストです。体と脳は休ませて、何も考えず、意識は体の感覚に集中し、仰向けになって瞑想を行っている状態です。
私は、何度かシャバーサナ中に涙が出てきた経験があります。これも、リラックスして副交感神経が優位になっているため涙腺が緩むことや、心が解放されてストレスなどをリリースしている状態から起こる自然なことです。
シャバーサナに入るまでの段階でポーズを取っている間も集中して、しっかりと動いた後ほど、シャバーサナでの開放感を感じやすいかと思います。
そして、こんな質問もたま~に。
「
最後にチーンと鳴る鐘は何のため?」
→瞑想から覚醒させ、今、この瞬間に意識を戻すため。
この音を鳴らす道具は、
ティンシャと言うチベットの仏教法具です。澄んだような音色で、人や物・空間を癒やして浄化する効果があります。
虚ろな感覚で、この優しい音色を聴くのも私はとても心地よくてお気に入りのひと時です。ぜひヨガのクラスでは、最後の最後まで集中して、その時間を味わってもらえると、より心身への癒やし効果も実感できるかと思います(^^)
▼シャバーサナについての過去の記事はこちら
究極のリラックスポーズ
田園調布でのリラックスヨガのクラスでは、このシャバーサナを長めにとります。よりリラックスできる心地良い時間を味わってみてください(^^)
▼5月の予定
5/11(水)、5/18(水)、5/25(水)
▼時間
毎週水曜 19時45分~21時(75分)
▼料金
2500円/1回 (ヨガマット貸出付き)
▼開催場所
リラクゼーションサロン&カフェ「Rosemary」
大田区田園調布1-4-2 アメイシャ1階
http://www.rosemary-relax.jp
▼アクセス
最寄駅:東急池上線 雪が谷大塚駅
または、東急東横線 多摩川駅
どちらも徒歩10分程度
▼お問合せ
hsatoyoga@gmail.com
▼夜ヨガ@田園調布
毎週水曜19時45分~21時
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