GWに突入しました。

明日がお休みな方は、明日から５連休になりますね。
どこか旅行に行くとか、みなさん何か計画をしていますか？
私は２・３日と飲み会です。
これはこれで楽しみなのですが…

現在、ちまたでは豚インフルエンザが話題になっております。
鳥の次は豚。以前狂牛病でウシにも問題が出ており、
“鳥も牛も豚もダメ。じゃあ、これからは何を食べれば良いの？”
っておっしゃる患者さんもいました。

厚生労働省は１日未明、国内で新型インフルエンザの感染が疑われる患者が
見つかったと発表されました。確証は得られていない状況ですが、
これだけ、海外に行く時代だけに、おそらく感染者があらわれるのは、
時間の問題ではないのでしょうか。

そもそもインフルエンザとはインフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で
流行性感冒（りゅうこうせいかんぼう）と言われています。
発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪の様な症状があらわれます。
最悪、急性脳症や二次感染により死亡することもある恐ろしい病気であります。

日本などの温帯では冬季に毎年のように流行します。
通常、11月下旬から12月上旬頃に最初の発生、12月下旬に小ピーク。
学校が冬休みの間は小康状態で、翌年の1-3月頃にその数が増加しピークを迎えて
4-5月には流行は収まるパターンであります。
だから、今回は異例なのであります。

インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3型があり、
このうちA型とB型がヒトのインフルエンザの原因になるそうです。
とくに今回の新型インフルエンザはA型だそうです。

新型の発生国から帰国し、38度以上の急な発熱やせきなどの症状がある場合、
まずは簡易診断キットでA型かどうかを判断します。
それは、患者ののどなどをぬぐって粘液を調べると、約１５分で結果が出るそうです。

A型なら、季節性の香港型（Ｈ３Ｎ２）、ソ連型（Ｈ１Ｎ１）、新型（Ｈ１Ｎ１）の可能性があり、
本来ならば、ＰＣＲ法という遺伝子検査法で香港型かどうかを調べるんだそうです。

検査時間は約６時間。香港型でなければ、新型ウイルスの遺伝子と比較する確定診断を行うんだそうです。

ちなみにＰＣＲってプラークコントロールレコードじゃないですから。
プライマーの塩基配列を教えてほしいなあ。あとＰＣＲの条件。
それが分かれば、我々もＰＣＲで調べられるかも。


厚労省によると、患者は簡易検査で、新型インフルエンザが属する
Ａ型インフルエンザの感染が確認されたそうです。

新型インフルエンザの「疑似症患者」として感染症法に基づく隔離対象になりましたが、
Ａ香港型やＡソ連型など新型以外の可能性もあり、
確定診断には遺伝子情報を詳しく解析する必要があり、
最短でも１～２日かかる見込みだそうです。

勉強になりましたか？
プライマーの塩基配列しりたいな。

みなさん、家に帰ったら手洗い、うがいを忘れずに