琴奨菊関が引退した。
大関だったときは、琴バウアーや塩撒きのケレンといいたくなるような派手さにそぐわない取組の振るわなさに、
エラそうなんだけど、正直なんだかねえと思っていた。
大関を陥落して、琴バウアーをしなくなって、実のある取り組みが多く見られはじめて、あれあれ?見応えある?取組前に気を取られていただけなの?と思い始めた。
そうして、最近は勝ち越したらよかった!と思うようになって、先場所肉離れを起こしたと知ったときは残念だった。このまま引退するだろうか…と思っていた時に十両でふんばると知ってうれしいけど。と思っていた矢先の事で
報道を聞いて残念がっていたら、母が、「あれ、キライじゃなかったん?」と聞いてきた。
「今は、応援してたんよ。もう少しできたらよかったのに~」と言ったら、
母、「あんたも変わったねえ」と言ってきた。
そうか、琴奨菊関が変わったように見えていたけど、それを観ていた私も変わったのかとちょっと新鮮な驚きだった。
閑話休題 琴奨菊関 いままでありがとうございました。秀の山親方として解説にでられたらまた、拝見します。
…荒磯親方のように、華麗なる転身を遂げられたらどうしよう(*´▽`*)