ある女の、コール&レスポンス?

日々、心の琴線にふれること、そして、それについて書きつける。音楽のように言えたらええのだけど…

役作りに敬意を覚えつつ…~変態仮面・HK2~

2016-11-18 | 映画

ええと、たしか夏頃観に行ったまま書かずに放っていました…以後、内容についてはほぼ、書いておらず、あほっぽいことを縷々書いております。不快に思われる方も多いかも…

主役の鈴木亮平について、最近ブレイクしたといってもいいくらい出ているのにこのきわどい役をまた受けますか…確か前作は「俺物語」で重量級柔道部男子やってなかったか。そこから特撮ヒーロー体型(?)に持っていくまではそれはそれは大変だったのでは…と、なんだか慎みたい気になって、ポップコーンは遠慮することにした。

鈴木亮平は鍛え上げることと言動だけ(…あとは悉くヒーローとしてはなかなか難しい属性を持ってるからねHKは…)でヒーローとしての説得力を持たせていて見事だと思った。…けれど、ファンの人は、この映画のヒロインのように困惑してしまうかもしれない

少年ジャンプで連載していたころを知っているので、ほんとにこれをやりますか~しかも、続編!と驚きながらも、お父ちゃん役の池田成志、誰さんと言うのかは知らないのだけど、極めたおじいちゃん役の人、敵役のムロツヨシ…サノシロウヲチョットキタイシテマシタガ…この三人を観られたのはよかったわいな。

変態仮面からパワーを奪おうと世界中からパンティーを根こそぎ奪おうとする敵…お、おう、ま、得心行くまでしたらええがね。と思いながら、そうなると、綿混のおへそまでかくれるタイプ…そこまで行かなくてももうちょっと浅履きのんの運命はどうなる!と勝手に心配し始め、ところであれはパンティーかしらと疑問に思う。

本編を楽しみながらも頭の片隅で、パンティーとは…と考え続けていたらしく、本編が終わって帰りの階段でファッション性があるパンツ=パンティー…ゆえに、途中で心配したあれらは対象外である。と唐突に悟る。と、すぐに、だいぶ、この映画にかぶれてしまっているかもと不安になる(笑)

県都に出たときに観たため、観劇後、外に出ると、飲食店だらけでくらくらする。なんで映画の後はあんなにお腹が空くのだろ。と、初めて開いているのを見た老舗のおでん屋さんでいくつか頂く。もち巾着食べたいなと思ったけれど、我慢して節制したつもりになってみる。いいお店だった。

…帰り際に図書館に寄って、LGBTに理解をといったようなパンフレットを見かける。そういや、その他の類の性的少数者の人たちの話は公にはあまり聞かんなあ。と、ふと、思う…

 

 

 


観方はそれぞれ~世界から猫が消えたら~ネタバレ大あり

2016-08-19 | 映画

同僚と連れ立って映画へ行く。

タイトルを見て、…猫が消える。困る、それはほんとうに困る。と思っただけで一人で観るにははあまり興味をひかれない映画だったので、こういったことも時々はいいわね。と気楽に観る。

…とっても下宿が素敵だわね。なかなか居心地よさげな住み方、見てて楽しい。

え、不治の病ですか…発作の音の使い方がすごい、鋭く痛いのがわかる。

なんか、大事なものを一個消すごとに一日寿命が延びるという取引を持ちかけるのがでてきたで、佐藤健の二役か、…めちゃくちゃ男前さんなのに、追い込んでいく演技より、振り回されるシャイボーイの演技のほうがはまってる…

濱田岳と佐藤健のシャイボーイ友達ぶりがなかなかええわあ。映画の数は無限だからいい。といったような意味の事を言う。同感。

人生最後の映画…そうだね、なに観ましょ?

あわわわ、大事なものが消えるたびに世界が変わって周りの人の記憶も変わっていく。

大学時代…宮崎あおいの彼女役以外の女子学生たち、構内にとんでもないイケメンがいるっていうのにあんたたちはぼんやりさんか。

映画館…一戸建てのこんな映画館は絶滅してるんと違うかなあ、どこかに残っているだろうか

彼女との旅先での衝撃的な出来事の後…こら、こんなときに肩を抱けとは言わんけど、手ぐらい握らんと、ぼんやり立ってるって法はなかろ。…あれ、私、何をツッコんでいるんだろ…

父ちゃん、不器用すぎるし、お気の毒すぎる…

岡田恵和…ちゅらさんの人だ、そういや、ちゅらさんの下宿も住んでみたい感じだったね…

だのなんだのと、心の内でずっとコメントをし続けてしまい、あんまり、入りきれなかった、やはり、私はこういうタイプの映画には合わないのだろう。と思いながら連れを見ると号泣している!?

同じ映画を見てこのリアクションの差、これが一番印象に残る。

 

 

 


全編涙目なのに…~レヴェナント 甦りし者~ネタバレあり

2016-05-16 | 映画

タイタニックからディカプリオが大のお気に入りの母…当時は入れ替えがなかった時代だけどタイタニック何回観に付き合わされたことか…と一緒にシネコンへ観に行く。

カードのポイントが貯まってきたので、ポップコーンのいい匂いにつられてもらおうかなと思うものの…多分そんなのんきな映画ではなかろうし。と振り切って劇場へ

序盤に木立の中を水が流れていて、美しいけど、どうなっているんだろと思っているうちに、毛皮を巡っての原住民との白兵戦で早くも怖くて泣きそうになる。

そして、原住民を避けて拠点に帰ろうとしているのだけど途中で人食いぐまに襲われて(集中して襲わないと!と熊に突っ込んでしまいましたが)瀕死で身動き取れなくなって、雪山の中で…自分を見殺しにされた上に息子まで…

ここから最後までずっと泣きそうなまま見続ける

こんなことがあってもおかしくないのだろうね。というのがなおさら見ていてつらく感じる。

合間合間に目を奪われるほど美しい雪山の映像にわあ。とうっとりしそうになりながら、いやいや、そんなこと思ってたら死んでしまう。と妙な感情移入が起こる。

ほんの少しの間の、何もない生き物そのもののようなディカプリオの表情が印象に残る。

この映画のような世界では生きられないし、生きたくはないけれど、今だってこういう状況で生きている人もいるのだろう…と、思いながらも、ディカプリオのあまりのダイ・ハードぶりに、タイタニックでもこの強さがあれば生き延びたかもね。と母に軽口を叩く。

観劇後に、割引サービスでたこ焼きを食べ、アイスの日だとかで、アイスも食べしていると…なんだか人でなしになった気もしてくる(笑)

一回見たらもう充分。映画らしい重厚な作品だったけどどうにもやりきれないお話だし。と観てすぐは思っていたのに、じわじわと思い出すのは雪山のことばかりになって、却ってつらすぎる人間模様は背景のように思えて、もう一回観たいような気がしてくる。DVDではあの映像は見ても活きますまいて…と。雪国育ちの人にはこの映像をどう思うのだろ。

余談・坂本龍一が音楽担当と聞いていて、ちょっと注意して聞いていた。とても映画に添っているのだけど、いつも(言うても、二本しか見ていないけど)とちがう。なんだろ。と数日考えて、そういや、今回はあの映画はこんな曲、とわかりやすいメロディがなかったわね。と気づく。

 

 

 

 


2016.2.26…~SHERLOCK 忌まわしき花嫁~

2016-02-27 | 映画

…アップし忘れていたものの再録です…

この日しか友人と時間が合わず、気がかりなことがありつつ、配りもののあとなので座席に落ち着いたら寝ちゃうかもしれないなと危ぶみつつ

予告が始まった。案の定、急に睡魔が襲ってきたので、連れとこれはどうのこうのとしゃべりはじめる。こういうのも楽しい。と思うけれど、やはりここでも静かにしておくべきだろうか?と気が引ける。…「レヴェナント」は観なければ。しかし、今回の予告は海難や、山の話が多いような…とかなんとかしているうちに本編。

最初にメイキングが始まってどういうこと?と水を差されたように思う。…後になってはこれはこれでありかもと思う。

現代版ドラマシャーロックのコンビ、カンバーバッチとフリーマンがコナンドイル作に忠実なシャーロックホームズのお話をするのでは…と思っていたけれど、

一ひねりも二ひねりもされていて、観た後「インセプション」を思い出させたり、ん、社会派の話でもあるの?と思ったり、こんなマイクロフト兄ちゃんは観たくなかったと思ったり、このドラマのワトソンさん好きだから私得ではあったけれど、今、アディクトの話はあんまり…と、色々思うことが多くて、寝なくてすんだのはよかった。

それでも、ドラマ版の延長を期待している人には決しておすすめはできないなあと思う。結構な実験作でしたもの。

 

 

 

 


終わる前に行ってよかった~SW7 フォースの覚醒~

2016-02-15 | 映画

買っておいた前売り券をなくして、見つかってから…とまわしまわっていたスターウォーズ7 いつ公開が終わってもおかしくない…と急いで観に行ってきました。

TVで見ていた時とは違うオープニングテーマの迫力に来てよかったと早くも思う。少し後ろの座席で全体を観るようにしたのは正解だった。

新しいだるまさん型ドロイドBB8(だったっけ?)の仕組みがふと気になる。そんなことを思っていたからファースト・オーダー(元帝国)のH型の飛行機はどうして飛ぶんだろなどと気になりはじめる。

C3POの心配性はあまり冴えなかった。チューイ(チューバッカと同一人物?)大活躍にびっくり。強かったんだね。

レイ役の女優さん、動きがすごくきれい。…野性的にも見えるし、品があるようにもかわいらしくもおてんばにも見える不思議な人だった。こんな人もいるんだねえ。次のエピソードではどう動くのだろう。と今から気になる。…この人を知っただけで十分元が取れたような。

エピソード6までの登場人物たちは7までどうやって過ごしていたか気になって仕方ないけれど、ここが伝聞やセリフのやりとりでしかわからないところにリアリティーも感じる。…ジェダイ、ほんまにしっかりしなさいや!

レイもフィンもふつうにフォースを使ってくるので、窮すればフォース。なんてくだらないことを考えてしまった。

銀河入りにくい居酒屋の、”ヨーダのご親戚でしょうか”老マダムが妙に後を引く。

それよりなにより、カイロ・レン!何がしたいのさと肩をつかんでゆさぶってやりたいような…そう言いだしたら帝国は、昔も今も何がしたいのさ!ということになりますわねえ。

今エピソードが終わった時点では、やるせないことも多いし、状況もあんまりいいとはいえなそうなのに

ああ、楽しかったあ。と思っていたのが、他のエピソードの時も思ったけど不思議だわ。

これからどうなるのかしらん。あまり待たせんといてほしいですわ。