ある女の、コール&レスポンス?

日々、心の琴線にふれること、そして、それについて書きつける。音楽のように言えたらええのだけど…

全編涙目なのに…~レヴェナント 甦りし者~ネタバレあり

2016-05-16 | 映画

タイタニックからディカプリオが大のお気に入りの母…当時は入れ替えがなかった時代だけどタイタニック何回観に付き合わされたことか…と一緒にシネコンへ観に行く。

カードのポイントが貯まってきたので、ポップコーンのいい匂いにつられてもらおうかなと思うものの…多分そんなのんきな映画ではなかろうし。と振り切って劇場へ

序盤に木立の中を水が流れていて、美しいけど、どうなっているんだろと思っているうちに、毛皮を巡っての原住民との白兵戦で早くも怖くて泣きそうになる。

そして、原住民を避けて拠点に帰ろうとしているのだけど途中で人食いぐまに襲われて(集中して襲わないと!と熊に突っ込んでしまいましたが)瀕死で身動き取れなくなって、雪山の中で…自分を見殺しにされた上に息子まで…

ここから最後までずっと泣きそうなまま見続ける

こんなことがあってもおかしくないのだろうね。というのがなおさら見ていてつらく感じる。

合間合間に目を奪われるほど美しい雪山の映像にわあ。とうっとりしそうになりながら、いやいや、そんなこと思ってたら死んでしまう。と妙な感情移入が起こる。

ほんの少しの間の、何もない生き物そのもののようなディカプリオの表情が印象に残る。

この映画のような世界では生きられないし、生きたくはないけれど、今だってこういう状況で生きている人もいるのだろう…と、思いながらも、ディカプリオのあまりのダイ・ハードぶりに、タイタニックでもこの強さがあれば生き延びたかもね。と母に軽口を叩く。

観劇後に、割引サービスでたこ焼きを食べ、アイスの日だとかで、アイスも食べしていると…なんだか人でなしになった気もしてくる(笑)

一回見たらもう充分。映画らしい重厚な作品だったけどどうにもやりきれないお話だし。と観てすぐは思っていたのに、じわじわと思い出すのは雪山のことばかりになって、却ってつらすぎる人間模様は背景のように思えて、もう一回観たいような気がしてくる。DVDではあの映像は見ても活きますまいて…と。雪国育ちの人にはこの映像をどう思うのだろ。

余談・坂本龍一が音楽担当と聞いていて、ちょっと注意して聞いていた。とても映画に添っているのだけど、いつも(言うても、二本しか見ていないけど)とちがう。なんだろ。と数日考えて、そういや、今回はあの映画はこんな曲、とわかりやすいメロディがなかったわね。と気づく。

 

 

 

 


…ふむ。エネルギー供給を断てばどうなるかな。

2016-05-15 | テレビで、ラジオで、ネットで

タイトルは、NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か」を観終わって最初に思ったこと

ディープラーニングという自ら学習する技術を用いたアルファーゴという人工知能が囲碁の世界チャンピオンと対局をして、一度暴走によって負けるものの五局して四勝したこと。

シンガポールだったかでは、人工知能に交通のシステム管理をさせていて、ゆくゆくは、言動をデータ化して役人の不正の確率を出したり(!)すべての人の行動をデータ化して、人工知能による超効率的な行政を…書いては見たもののあまり理解できてはいないようね、けども聞いているだけでげっそりする…

手塚治虫の火の鳥やSF漫画で、未来にはコンピュータ(ここが人工知能に代わるわけね)が世界を差配していてみたいな話を思い出す。

かと思えば、ロボットのペッパーや、中国で4000万人のユーザーがいるチャットをする人工知能、深く入れ込んでいる人も多いらしい…

こんなんも、なんだか親しいロボット…スターウォーズの彼らみたいなのかなあと思う。

ここまででわかるようにあまり賢くはない自分は、気のいい?ロボットに入れ込むのは楽しそうではあるけれど人工知能が世界の経済や、政治や、行動様式に絡んでこられたらかなりしんどいだろうなあと思ってしまう

そのときに、なにかの漫画で、プログラムが暴走したゲームに入り込んでしまって大騒ぎになっている人をしり目にコンセントを抜いて解消!という場面があったような。と思って

ふと、エネルギー供給が間に合うだろうかね。と疑問に感じる。

 

 


今回は多士済々!

2016-05-01 | テレビで、ラジオで、ネットで

2016.5.1 情熱大陸 クリエイターの相談に乗る弁護士 水野祐氏について。

弁護士さんかあ…視ないで休もうかなあ…と、とっつきにくく思っていたのが、

岡本太郎の「明日の神話」をアップデート(?)したアーティストを弁護した時のエピソードに、思わず食いついてしまった。…私はこのアップデートをしたとき、この絵をもっと近しく感じて、描くこと自体は感心せんけど…この近しく思わせるのはすごいね。…結局いいの悪いのどっち?と戸惑ったことを思い出す。…

バーチャルリアリティーに、サウンドに、デザインに…クリエイターの人たちが何人も出てきて、今回は情熱大陸ではなくて情熱世界とでも言ったほうがよさそうと思う。

あちらこちらでいろいろなことを考えて造っているんだねえと感嘆する。

作業場で、ほぼ、一緒に作業をしているかのような相談役の人で、大変なことも多いのだろうけど楽しそうに見える。

最近のごたごたで、クリエイター全体をなんとなく引いてみている所があったのだけど、それは、もうおしまいにする。