高齢者のひとりごと

 日常の出来事に自分の思いをつづっていくつもり

私の戦争追悼記(12)

2012-08-17 15:32:58 | Weblog

 8月17日  今日も暑かったね。 何か残暑のほうが本暑(?)より暑いんじゃあないかなぁ。

 今度は終戦直後のことを話すと、子供にも戦争の犠牲者が出たよ。 田舎だから爆撃は殆どなかった

からその犠牲者はなかったけれど、終戦後、1週間ぐらいしたとき、夏休みだ中だけど学校から全生徒が

登校するよう指令があり、その日の朝、校庭に生徒が集まってきた。 校庭の隅にイチョウの大木があり、

その付近から大きな爆発音がした。 見たら1人の生徒がうつぶせに倒れ、もう1人の生徒が短パンを

はいていてその足の太もものところから血液が噴射し、本人は泣きながらしばらく走り回っていたよ。

 そのうちに先生が駆けつけて来たし、怖かったので見なかったよ。 後で先生に聞いたら、2人とも

死んだとのことだった。 他にも怪我人がいたようだよ。 原因は米軍機から落とされたものを村民が拾って

校庭の隅に集めたものを覆いもしないで置いたものの中に玩具があって、紐を引くと爆発する仕組みに

なっていたとのことだった。  「 戦争は  終わっても惨い  ことをする  他にも栄養失調で

亡くなった子供も大勢いたよ。 戦争が終わっても長期間その影響が残るから、いやだねー