8月25日 今日も暑いね。 こう毎日暑い日が続くと近い将来当地でもバナナが取れるようになるかな。
さて、終戦直後で忘れられない災害があったよ。 昭和22年9月15日に関東地方をを襲ったカスリーン
台風だよ。 この日は朝から雨で、午後から雨足が強くなり、学校の授業は午後は休止になり、
生徒は自宅に帰された。 午後5時過ぎで少し暗くなり始めた頃、土石流が発生し、村の東約 1/3 が
巻き込まれた。 自宅は被害はなかった。 翌日学校に行ったら誰も来ていなかった。 水害があったことは
聞いていたのでその為だろうと思い、自宅に帰ってきた。 大人から自宅から1Kmぐらい坂を下ったところに
多くの死体があると聞いたので、行ってみたら、その途中でリャーカーに乗せられた死体を3体ぐらい見たら
気持ち悪くなったので帰ってきた。 死体のいずれも全裸でお腹が大きく膨らんでいたよ。
村だけでも100人ぐらいなくなったと思うよ。 同級生も2人なくなったからね。
2ヶ月位して、県から立て看板が立てられ、この水害は山の木を切りすぎた結果との説明だった。
戦争中は軍事用、住民用にかなり切ったと聞いていたからね。
「 人心も 自然も荒れる 戦後跡 」 戦争は誰でもしたくないと思っていると思うけど、シリアなどを
見ると、地球上からなくなることはかなり困難なような気がするね。
戦争の話はひとまずこれで終了します。 ご覧いただきありがとうございました。 明日からも頑張って
書くつもりですのでよろしくお願いします。