8月21日 今日も暑い日だね。 Pmに外出したけど、熱風が吹いていたよ。 残暑だけど
日に日に暑くなっている感じがするよ。
さて、戦争中、昨日の徴用と同様に使われていた言葉に勤労奉仕があったね。 意味は
今のボランティアに近いけど、強制力があったよ。 大半は村からの指示で道路の補修作業だった。
これを道普請(みちぶしん)といったけど、地元のの区長(今の自治会長に相当するけど、
の家族構成を知る実力者)に何人出せと指令が来て区長がその割り振りをするんだよ。
当たった人は勤労奉仕に狩り出されたというんだよ。 若い男は兵隊に徴用され、いるのは40歳
以上のようだったから自分の仕事もあるし、大変だったようだよ。 「 北風の 勤労奉仕に 身を丸め 」
戦後もこの制度はしばらく続いたようだけど、海外からの引揚者が多くなり、失業者が多くなったので、
失業対策事業になったよ。 これに従事する人を2こ4と呼んだよ。 何故かというと、1日6時間ぐらい
働いて、1日の賃金が100円硬貨2個と10円硬貨4個の240円だったからさ。 雨が降ると仕事はなかった。
だからこんな狂歌があったよ。 「 2こ4殺すにゃ 刃物は要らぬ 雨が3日も 降ればいい 」
当時の物価はだって? そうだね並みのラーメンが30~50円ぐらいだったと思うね。