第47回紀州てまり展
めだかの学校の先輩 紀州てまりさん(ブログ名)が指導している
紀州てまり趣味の会が恒例のてまり展を鑑賞に行きました
50名弱の生徒さんのうち約30名が朗作を出展
手の渾だ作品がいっぱいでした
<会場風景>
<百年前のてまり>
現存している百年前のてまり
(テニスボールくらいの大きさ)
微細な絹糸が琥珀色に経年変化しているのが良く判ります
<作り方指導書>
紀州てまりさん(ブログ名)が作った地元中学校での指導書
<紀州てまりさんの作品の一部>
なでしこジャパン最盛期に作った「なでしこ」デザインのてまり
この「紀州てまり」は
紀州五十五万五千石の殿中で
女官たちが姫君のために作ったのが起源
現在も伝統を生かしながら
現代風のセンスを生かして作っています
嫁入り道具の一つとして使われたり
お祝いごとのプレゼントとして重宝がられていたそうです
私のイメージでは
童謡「毬と殿様」のてまりで 今はないものと思っていたが
当地だけでなく全国的に盛んで毎年「全国ごてんまりコンテスト」が
秋田県由利本庄市で開催されているそうです
田辺では
公共施設 ホテル 店舗 家庭などで
当たり前のように飾られています
都会人には遠くなった
伝統・文化を県民 市民が愛して守っているのが良く判ります
数多くの地域の祭りをみても納得です