土曜日は、ラグビー大学選手権の決勝戦。
国立競技場に早稲田と帝京の試合を観てきました。
新年ながら、大学ラグビーとしては2008-2009シーズンのクライマックス、
昨年からの流れなんですよ。
結果は、ご承知の方も多いと思いますが、
応援している早稲田が帝京に20-10で勝利し、2年連続の優勝。
決勝戦も、すごく気持ちのこもった良い試合だったと思います。
早稲田も帝京も、両チームとも決勝に相応しいチームだったと思いますね。
思い返せば、11/1、ボクの再出発の日でもあるんですが、
前の会社の仕事を片付けて向かった秩父宮・・・
決勝と同じ、早稲田と帝京の対戦を一人で観ていました。
いろいろな思いもあって、何かぼんやりと。
その時は、早稲田が帝京に完敗していたんですよ。
勝てそうな雰囲気もないまま、完全にやられた印象でした。
その時の試合内容もあって、今回の下馬評の多くは帝京有利。
結果は・・・
勝負は難しいですよね。
試合開始直後の流れ、一気に帝京がトライに向かっていった勢いで、
あのパスが通っていれば、、、なんて思うと、
勝利と敗北の差なんて、ちょっとしたものなのかもしれません。
でも、片や優勝、片や準優勝。
きっと選手にとっては、大きな差があるのでしょう。
二度の敗戦を経て、苦労してきた早稲田を応援してきて、
そんな小さくて大きな差を勝利のほうにつけることが出来たことは、
とても嬉しかったんですよね~
良かったです。
そんな今回、ちょっと思っていたのが、
ノーサイドの精神。
ラグビーの基本ですよね。
決勝ということもあり、表彰式やら、何やらいろいろあるのも分かりますが、
試合終了後には、両チームが健闘を称えあうシーンをやはり見たいものです。
数多くある大学チームで最後まで残った仲間なんですから。
勝ちの反対が負け、
学校の国語の授業では、そう習うのかもしれません。
でも、現実では勝者の横に敗者がいて、
どっちの側にも反対なんてないわけです。
どちらも、おめでとう。
どちらも、素晴らしかった。
勝ちとか、負けとか、
それ以上に大切なものがある・・・
そんな社会にしたいですよね~
勝ち組、負け組で分けるのも変。
時代の変化を感じます、智恵を感じます。
良いことと思います。