こういう天気は、大気が不安定だからでしょうか・・・
真夏の太陽が照っているかと思えば、どんより曇って、雨が降って、と。変な天気が続きますね。今日も電車の中で外を見ていると、ほんの二駅くらいの間だけ大雨でした。
地球上をぐるりとくまなく取り巻く大気ですけど、不安定になったりするんですね。
当たり前のことですけど、不思議です。
そして、不安定というと失礼ですけど、甲子園がスゴイですね。
逆転に次ぐ、逆転の連続。
今大会に限っては先制するチームが不利じゃないか、とさえ感じますね。
駒大苫小牧が4点差をひっくり返して、
帝京が6点差、しかも9回2アウトから4点差をひっくり返して、逆に4点差にして、
智弁和歌山がその4点差つけられた帝京をひっくり返す。
昨日も延長戦の2点差を日大山形がひっくり返したり。
野球は筋書きのないドラマだと言いますけど、ホントですね。
逆に漫画やドラマでこんな試合ばかり描いていたら嘘っぽい話だと敬遠しますよね。
「最後まで諦めない」
そんな懐かしい言葉を、ボクの人生の半分も生きていない高校生たちが教えてくれます。
みなさん、ハローです。ホディです。
久しぶりに高校野球から目が離せなくて、試合後に敗れたチームが甲子園の土をスパイク入れに詰め込む「儀式」がこんなに感動するものなのかと、じ~んときますね。
ホームランの数も過去最高だそうですけど、驚きの数も過去最高ですね。
優勝校はどこなのか?
あと3日、楽しみですね。
さて、今朝の日経新聞から一面の連載特集は、「ネットと文明」。
今日は内容ではなくて、その特集の見出しのひとつ・・・
狭まる視野、「考える葦」に試練も
なんて書いてあるんで、朝からビックリ。
よく読んでくれているな、なんて。
仏哲学者パスカルは「人間は考える葦」と言った。考えるからこそ広がる無限の可能性。ネットはヒトの感性や知覚に影を落とし、時に脅威ともなる。その欠陥をどう克服し、過去と違う進化の階段を上るか。今回のシリーズはホモサピエンス考現学━━。
だそうです。
「人間は考える葦」という部分の引用で何が言いたいのか?、分かりませんけど・・・まぁ、いいか。
ボクはこういう文章を書く人にこそ、パスカルの思考をその部分だけでなく、もっとじっくり考えて欲しい。
念のため、引用しておきます。
人間は一本の葦に過ぎず、自然の中の最も弱いものだ。しかしそれは考える葦である。それを押しつぶすには宇宙全体が武装する必要はない。一吹きの蒸気、一滴の水で、それを殺すには十分だ。しかし、たとえ宇宙が人間を押しつぶそうと、人間は自分を殺すものよりもなお高貴であろう。なぜなら人間は自分が死ぬこと、そして自分に対する宇宙の優位性を知っているのだから。宇宙はそんなことは何も知らない。
われわれの尊厳のすべては、だから思考(パンセ)のうちにある。われわれが立ち上がらなければならないのは、まさに思考からであり、われわれが満たすことのできない空間的広がりと時間的持続からではない。だから、よりよく考えるように努めよう。そこに道徳(モラル)の根源がある。
だからボクは考える。
一本の葦に過ぎないけれど。
うーむ。深いですね。。。いや、私自身がどこまで分かっているかは置いておいて(苦笑)けど「全部を分かっていない」という自覚(=客観性?)ができることも人間のすごいトコなんだろうなあ。
独り言のようなコメントでした。また来ます!
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり「全部を分かっていない」という自覚、これは大事ですよね。でも、そういうことも分かっているようで普段は忘れて行動してしまう・・・
時々足を止めて、じっと考えてみることが大切だな、と最近のボクは思っています。