考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

元気の源

2006-04-10 21:57:04 | 徒然なるままに

今日は朝から曇りがちで、夕方には雨になっていましたね。
週間天気予報を見ると、しばらくぐずつきそうな予想となっていました。
すっかり天気に敏感になっていますけど、やはり太陽の光は元気の源ですよね。
子どものためにと外に出る機会を増やそうかと思っていたら、自分の精神衛生のためにも好影響がある感じです。

みなさん、ハローです。ホディです。

元気の源といえば、子どもとボクは「TSUTAYA」や「ミスタードーナツ」もお気に入りです。でも、恥ずかしながら、企業側から見ると“キャンペーン待ち”のあまり優良顧客ではありません。
TSUTAYAは半額キャンペーン、ミスタードーナツは100円キャンペーン。
結構。頻繁にやってくれているんですよね。ボクのような客も多いんだと思いますけど、そういう時には行列も長いのが欠点ですけど・・・

話はそれますけど、TSUTAYAとミスタードーナツのキャンペーン。スーパーのように品物や価格帯が変われば長期でも効果的だと思いますけど、こういう業態ではどうなんでしょうね? 実質はキャンペーン時の売り上げの占率が高いのでしょうし、ボクのような“キャンペーン待ち”も多いでしょうから、定期的なキャンペーンは一部の顧客層に対するほぼ恒常的な値下げと同じ意味になるんだと思います。もちろん、映画や音楽、ドーナツなどは「癖になりそう」的な心地良い刺激がありますので、顧客の引きとめや新規の開拓には効果が大きいんでしょうけど。

先日、TSUTAYAではDVDを子どもの分と合わせて3本。
そう考えると、半額とは言っても、「プラス一本」効果もありますね。置いておくだけでは何にもならないDVDを一本でも多く借りてくれれば、対顧客単価はそれほど下がらない・・・ドーナツには原価がありますけど、似たような傾向があるのでしょう。
やはりキャンペーンはよく出来ていますね。
プロ野球などもやればいいと思うんですけどね。東京ドームのジャイアンツ戦も満員になることが少なくなったので、チーム名は挙げませんけど比較的人気の少ない平日のカードは内野席は1,000円引きとか。
TSUTAYAとミスタードーナツに限らず、これからもいろいろ期待しています。

さて、ようやく本題。元気の源。
そのときは、『マラソン』『コーラス』を観ました。どちらも良かったですよ。
映画の感想は書きませんけど、「スポーツ」と「音楽」、どちらもヒトを元気にする効果があるんだなと改めて感じました。観たり聴いたりではなく、自分で体を動かして汗をかき、自分で歌って声を出すということによる効果です。
いろいろなストレスは何かで発散されないと、心が荒れる方向に蓄積されます。
体を動かし、歌を歌う。
学校だけではなく、必要なことなんですよね。

そして、もうひとつ痛感していることがあります。
話をすること。
プー太郎となって以来、最近は話をする機会が少ないんですよね。元々、自分からそれほど話をするタイプではないんですけど。
家族ではそれなりの会話をしますけど、やはり会話の量はサラリーマン時代とは比べ物になりません。ブログを通して話しかける部分はありますけど、これは別物ですね。

日経夕刊の一面に「明日への話題」というコラムがあるんですけど、今日は総合研究大学院大学の長谷川眞理子教授の回でした。内容は「技術のパーソナル化」。

公的な空間の電車の中などが、iPodや携帯電話によって自分だけの空間となってしまった。また、持ち運びに便利なペットボトルによって、お茶を飲むという社会的儀礼の意味が薄れた・・・
技術のパーソナル化は多大な便利さをもたらす一方、公私の空間の区別をあいまいにして、人間が向かい合うときの習慣や道徳を失わせている・・・

こういう内容です。この話を読みながら、確かにそうだなぁと感じました。

関連してボクが思うのは、ヒトの本能的な(?)元気の源に接する機会が減ってきたのかな?と。私的空間では自分自身を鏡に映して化粧をしたり、携帯電話という機械相手にメールを打ったり、iPodでヒトの生の声を遮ったり・・・
ペットボトルのお茶で、準備はキャップを空けるだけの時間となり、全国一律・季節感のない味となって、会話を減らしている。
元気の源を失うと、心が荒れる。道徳を失う。

だから、太陽の下で、体を動かして、歌って、話す。そんなことが大切。
子どもだけではなく、大人だからこそ外に出よう。
これがヒトの基本、元気の源なんだと思う今日この頃です。

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