考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

それぞれの秋

2006-10-14 22:51:05 | 徒然なるままに

公園のさくらには黄色が目立ち、
地面には落ち葉のじゅうたんが敷かれてきています。
日差しはまだ少し強さが残っている気がしますけど、風はひんやりと冷たく、
外はすっかり秋の空間。
写真でも「秋の空間」は撮れますね。不思議です。

そんな中、少しずつ来年の参議院選挙に向けた自民党の動きが活発になっていきますね。昨年の衆議院選挙で、造反組や刺客などといろいろ話題となった「郵政民営化反対議員」のみなさんも自民党への復党が決まりそうだとか。
造反の17人を一括復党 首相も了解(共同通信) - goo ニュース
復党云々は議員や政党の自由ですかね?

衆議院選挙の郵政民営化法案への投票に際しては、一転、賛成票を投じた議員もいたことで、その際にはいろいろな議論がありましたけど、喉元過ぎれば何とやらで、すっかり静かになっていますよね。ボクらが投票したのは、確かに「個人」ですけど、「看板(政党や政策)を持った人」として比較評価した投票も多いのではないでしょうか。
竹中さんが議員辞職する際に、「信」への裏切りについての議論がありましたけど、今回も同様の「信」に対しての責任はどうなのか?という検証が必要だと思いますね。
議員が看板を変えるのであれば、選挙を通じて「信」を問い直す必要がある、とボクは考えています。

そして、政党。
昨年の「公約に反した票」を投じた議員への自民党の姿勢を評価した人は多かったのではないででしょうか。多くの無党派層・民主党支持層の票を奪ったことも、この姿勢とは無縁ではないとボクは思います。ここでも、やはり「信」を問い直す必要があるのではないでしょうか。
政治とは議席競争・・・
まるで、昨年の選挙後に国家権力によって否定した「金儲けビジネス」「高株価経営」と同じ響きがします。議席を増やして何が悪いんだ・・・

国会も、昨年の熱気が冷めて、すっかり秋模様。
今回の衆議院の補欠選挙も、「北朝鮮制裁」がライフワーク(?)の安倍首相にとっては追い風が吹いているような気がします。アメリカのブッシュ大統領と同じようなめぐり合わせですよね。安倍内閣、いろいろ言われていますけど、長期政権となる雰囲気もしてきました。

みなさん、ハローです。ホディです。

NHKでは「日本の、これから」が放送されています。
http://www.nhk.or.jp/korekara/
今回のテーマは「医療」。
安心できますか?

国(社会保障・医療保険制度)、医師(医師の質・モラル)を非難する声の多い中、なかなか安心している人は少ないでしょうね。
なぜ、ここまで非難される必要があるのか?
こういう放送を見ると、国にも医師にもそれぞれ言い分があるわけで。ますます分からなくなります。
非難するのは簡単ですけど、本当に抜本的に改善できる方法なんて実はないのではないか・・・
なんて感じています。
ボクらにできることは、信じることしかないような気もしますね。

昨日、朝日新聞のサイトでこういうニュースを見つけました。
「タクシー代わり」の119やめて 策練る国・自治体
http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY200610130262.html

緊急性がないのに119番通報する人が後を絶たず、救急車が現場に着く時間が年々遅くなっている。「本当に助けなければいけない命も助からなくなる」。救急現場で募る危機感を背景に、自治体では救急車のコストを公開したり、民間搬送業者を紹介したりと、あの手この手で抑制を呼びかける。国でも有料化を模索する動きが出ている。(朝日新聞)

救急車の出動数の増加、到着までの時間の遅延・・・
救急車でなくても良いと自分でも分かっていながら通報するケースもあるようですけど、それよりも「何でも少しでも早く医師に頼らなければ心配だ」と、そんな傾向もあるような気がします。近くに頼る人も不足し、病気や怪我との接点も不足してきている、そんな社会になりつつありますよね。

医療の問題・・・
実は国の制度や医師だけの問題ではなく、
ボクら一人ひとりの意識や、社会の問題だとボクは考えています。
年金も同様ですけどね。

さて、この秋は久しぶりにドラマを見ようかな、とDVDに録画しています。
見ようとしているのは、この二つ、「僕の歩く道」「14歳の母」
と、書きながら、新しい季節を迎えているボクの「僕の生きる道」もそろそろ更新しないといけないな、と思っています。
ドラマが定時に見れないことは喜ぶべきか?・・・
そのあたりは、今度、改めて報告しますね。

ボクの畑では、夏の主役だったゴーヤが、まだまだ花を咲かせています。
ドンドン葉っぱは枯れ始め、もう実(み)はほとんど大きくならないんですけどね。
どこにこんな力が残っているのかと。すごい生命力ですね。

それぞれの秋を感じている今日この頃です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「生の体験」とヨミウリウィ... | トップ | 新聞週間 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然なるままに」カテゴリの最新記事