夏が終わった、、、という気になりませんね(笑)。
夏の甲子園は終わり、8月も終盤、
でも、暑い。
動物園のレッサーパンダも熱中症で死ぬくらいですから、酷い暑さです。
今日は甲子園の決勝戦、広陵対佐賀北を途中から見ていました。
ボクが見始めたのは、7回の裏、
広陵が4点差で勝っていたんですよ。
甲子園には魔物がすんでいるとはよく言ったもので、
7回裏の攻撃を見ると、佐賀北は4点差では広陵のエースの野村投手には攻め手がないと見ていたんですが、
8回に見事な逆転劇。しかも劇的満塁ホームラン。
「ドカベン」の世界ですね。
それにしても甲子園は人気がありますね。
決して人気校とはいえない二校の決勝、昨年と違い際立ったスター選手もいなかったと思いますが、今日も満員でしたでしょう。
8回の裏の佐賀北の攻撃のときなどは、タイガースの攻撃かと間違うくらいの大歓声。
少し広陵の選手には気の毒な気がしましたが、佐賀北への応援が多かったですね。
佐賀北、そして広陵の選手、関係者のみなさん、
素晴らしい試合でした。どちらもおめでとうございます。
今日の結果で、もしかしたら一番喜んでいるのではないか、
とボクが思っているのは、
高野連。
今日の決勝は、県立の佐賀北高校と私立の広陵高校の対戦だったんです。
春に大問題となった特待生問題・・・
どちらも特待生の申告校ではなかったこともありますし、
何より公立学校の優勝は、アマチュアイズムを売りものにする高野連にとっては最高の結果ではなかったかと思います。
閉会式も、高野連の会長の講評で何か特待生問題に触れるような話が出てくるかと思い、試合後もずっと見ていたんですが、大会の振り返りばかり・・・一連の問題へは何もコメントがなかったですね。
残念。
高野連については、読売新聞が「高野連ってなに?」という特集をしたようで、
サイト上にも残っています。
上:http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/ss/ss20070801_01.htm
中:http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/ss/ss20070802_01.htm
下:http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/ss/ss20070803_01.htm
なかなか興味深い記事です。珍しく読売の記事に拍手です(苦笑)。
こういう内容は朝日や毎日には期待できないので、
今後の展開にも期待したいと思います。
ちなみに、(中)の記事の中に「野球のレベルアップに何もしない高野連」という表現があるんですが、高野連の気に障ったようです。
個人的にも確かに「何もしない」わけではないと思いますが、
それが野球のレベルアップになっているか?と言えば疑問なので、
この表現自体は許される範囲ではないかと。
ただ、「読売が言うな!」という気持ちは多くの国民を代表しているかも知れませんね。アマとプロ、利権を独り占めしようとしていたのは高野連と読売(ジャイアンツ)です。
こうした対決の中で、野球界の新しい形が生まれることを願っています。
みなさん、ハローです。ホディです。
高野連と相撲協会・・・
どちらも伝統と人気に支えられて、ある意味、宗教的な精神を求めているという点でも似ているな~と感じています。
日本高等学校野球連盟:http://www.jhbf.or.jp/
日本相撲協会:http://www.sumo.or.jp/
ホームページからも、自らの組織についての説明がほとんどないという点でも一致します。
分かりやすく自分たちの存在意義、目的を説明するのは難しいんでしょうね。
先ほどの読売の記事にもありますが、
「何もしない」のであれば、それはそれで良いわけですが、
下手に何かをしているわけで。
それが特待生問題もしかり、朝青龍問題もしかりで、
複雑な状況になってから、慌てて対応しようとする、
しかも、それが自分たちの組織の存在を認めさせようとする=懲罰、
という方向での対応になってしまうんですよね。
組織の存在価値を示すために、かえって存在息義を失わせる結果を生んでしまう・・・
結局、表面化したあとの対応が話題・問題視されるわけですけど、
組織の問題は、そうした問題を事前にどれだけ阻止できるかということなんですけどね。
この伝統的なふたつの組織、
これからどうなるんでしょう?
宗教団体にしたほうがスッキリする気がします。
ついでに、朝青龍問題についても一言、書いておきますが、
例えば宗教上の理由で親が子どもへの輸血を断った場合、
多くの日本人の宗教観で言えば、親は批判される対象となるはず。
それが正しいか否かは、ここでは棚に上げますが、
これは医療の手段に関しては、医師の判断がすべてにおいて優先されることをボクらは支持していることを示していることに他ならないと思います。
それでも、今回の問題では多くの人が朝青龍は日本で治療すべきだという、不思議。
「砂を噛め」と平成の大横綱は言っているようですが、
治療が終わってからにしましょうよ。
日本教、相撲教の信念は医療よりも優先されるのか?
朝青龍問題の背後に見えるのは、
相撲協会といい、朝潮といい、
マスコミといい、テレビに出ている多くのコメンテーターといい、
そして、見守るボクらも、、、
実に困った「宗教観」だとボクは思います。
コメントありがとうございます。
手厳しいですね。
でも、おっしゃるとおりだと思います。久保四郎さんのような意見が新聞でもテレビでもほとんど聞けないのは実に残念です。
自分たちに都合の悪いことは、とりあえず怒ってみて、あとは知らん振り、
自分たちの組織の下部の問題には、とにかく懲罰、
実に酷い組織だと思います。
おっしゃるとおり、そこには崇高な宗教観はありません。
でも、自分たちの懐(利権)のためには、
伝統と精神論を振りかざす・・・
まるでたちの悪い新興宗教を見ている気分になります。
高野連の「特待生問題」について前後の一貫性は?高野連が従来の軌道を修正する場合の修正意義!責任の明確化は・・・
相撲協会においては、いつも、うやむやに終わる八百長疑惑!井戸端会議の寄り合い所帯(協会)からは、信念に基ずく裁断など出るはずもなく、日和見をしているだけ。世論の流れをみて迎合するのがせきのやま・・・では。一日も早く「財団法人」を返上して「(株)世界相撲」とでも改変すべきではないでしょうか。