日差しはすっかり春の雰囲気。
今日はまだ風は冷たいですけど、明日は春型の天気になるらしく、春一番ダッー。天気予報も当てにはなりませんけど、どうなるんでしょうね。
いよいよ明日はトリノオリンピックの開幕式。日本時間ですと、11日の早朝になるんですか。
日本選手の活躍ももちろん楽しみですけど、4年に一度、普段は観ないウインタースポーツを観戦するのも楽しみです。スキーの大回転とか、スーパー大回転とか、アイスホッケーなども観ていて面白いんですよね。
夏もそうですけど、オリンピックだから盛り上がる競技ってありますよネ。
楽しみです。
みなさん、ハローです。ホディです。
日経新聞の特集「格差を考える」について、しつこいですけど・・・
昨日は「地域別の格差」、今日は「企業の規模別の格差」をまとめられていましたね。
「地域別の格差」は、景気の回復の度合いに差が出てきていると。
有効求人倍率は、全国では1倍台を回復したけど、沖縄(0.41)や北海道(0.63)といった回復が遅れている地域もあるのだとか。
その回復が遅れた要因には、公共事業の削減があり、公共事業への依存度が高い地域ほど逆風を受けているのだそうです。
こういうときに例として挙がるのは・・・
わが故郷、島根。
県内総支出(都道府県版のGDP)に占める公共事業の割合が14.9%で最も高いようです。そして、求人倍率も0.86倍と1倍を切っており、公共事業への依存度が高いために回復のテンポが遅れている典型的な例となるようです。
「官」の依存と人口減が重なる地域として、「秋田、島根」と並んで示されていました。
数字的にはおっしゃるとおりなんでしょうね。
次に「企業の規模別の格差」は、大企業と中小企業では業況感の差は、足元ではあまり変わらないのだとか。
ただ、大企業と中小企業の所得格差は広がる傾向にあって、逆に雇用数は大企業が減らす一方、中小企業は雇用を維持している傾向があるようです。
そして、企業の開業率と廃業率の両方が増えて、新陳代謝が強まっているのは、日経新聞によると「明るい兆し」なのだそうです。
ボクは大企業と中小企業の格差の問題は正直、よく分かりません。
違って当たり前というと身も蓋もないかもしれませんけど、「小よく大を制す」ことも多いわけで、企業の“個性”ではないかと思いますけど。。。
勉強不足ですかね?
やはりボクが気になるのは、「東京圏と地方の格差」。
地域間というよりは、東京とその他と考えたほうが良さそうな気がします。
県内総支出(都道府県版のGDP)を都道府県別にみると、東京がダントツのトップです。(2番目の大阪の倍以上)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kouiki/arikata/saisyuhoukoku/siryou2-2.pdf
ちなみに、東京を島根と比較すると県内総支出は約35倍・・・
ついでに言うと、人口は約15倍、面積は約0.6倍なんです。
この傾向は広がっていると思います。
極端な言い方かも知れませんけど、東京が人も生産力も吸い上げて、その他の地域は痩せ細っている現実・・・
ここで、ようやくボクの夢の一端を語る流れとなりました。
ボクは、この「結果的に東京が地方を搾取する仕組み」を何とかしたいんですよね。
もちろん東京が悪いというつもりはありません。
東京から地方に“経済の潤滑油となるお金”が流れるようにしなければいけないと思っています。その仕組みが今までは税金による公共事業だったわけですけど、その仕組みはすでに否定されてきています。
大企業が間に入ったのでは、大きな手数料が大企業(つまり東京)にストックされますので、小さなボクらがこの仕組みは作る必要があると!
“経済の潤滑油となるお金”が今までの公共事業のような一部の利権者中心ではなく、広く地方に流れるようになれば、人も活力も戻ってくるのではないか・・・と。
それがボクの夢の一端です。
夢の実現に向けてのビジョンを今日は詳しくは書きませんけど、こんな感じです。
分かりにくいですかね?
「国をトータルで考える」って大切ですよね。
また、「世界をトータルで考える」ことも大切なのかもしれません。
世界を見つつ、国を見つつ、でも自分の足元も見ながら、小さなことからコツコツとがんばります。
地方は地方で、何とかしなければいけないのですが、国をトータルで考えるという方向を見失ってしまうと、大変なことになるような気がします。
本の紹介ありがとうございます!
課題図書が山積していますけど、今度、読ませていただきます。
「できる人」は
「できる人」を
育てられないのか?
と、いう本があります。
吉田典生 著 日本実業出版社
コーチングの本ですが
「全体への循環」や
「次の時代へのありかた」のヒントが
山のようにあります。
おせっかいながら
オススメしま~す♪