いよいよもうすぐ連休も終了。
最近、妙に明るくなった(?)波平さんを見ながら、いつもの2.5倍のサザエさん症候群に悩まされている人も多いことでしょうね。ボクも体に染み付いているのか、不思議とブルーな気分が増しています。
今日は連休の最後に相応しい(?)冷たい雨。
風も冷たく、昨日までの好天が嘘のような重たい空でした。
結局、ボクは家族揃って近所でのGW。自転車&徒歩圏内の小型連休となりました。
みなさん、ハローです。ホディです。
みなさんのゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
楽しみ方は人それぞれ。
「自分のほうが楽しいゴールデンウィークだ!」とGW格差を競うのは、子どもくらいでしょうか。。。
いつもくだらないことを真剣に考えているボクですけど・・・
最近は、「祭りのあとには何が残る?」というライフワークとも言うべき悩みについて考えていました。(いつもディープな世界でスミマセン。)
今日も、共同通信の「30-40代の所得格差拡大 厚労省調査を再集計」というニュースがyahoo!に掲載されていましたけど、相変わらず格差論争は盛んですね~
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060507-00000075-kyodo-soci
今日のニュースの内容は、「2002年までの15年間に、所得格差の度合いを示す指標値「ジニ係数」が30-40代の男女で最大約30%上昇したことが7日、厚生労働省の「所得再分配調査」のデータ再集計で分かった。」ということ。
政府内でも現状認識に関し温度差が出ているそうですけど・・・
個人的には、現状認識が同じじゃなくて、いろいろ温度差があって良かったとホッとしています。
こういうニュースを読むたびにボクがいつも思うのは、格差を図る物差しをたくさん持って、それぞれで格差を論じ合おうじゃないかということです。
ここで、「祭りのあと」の話に戻りますけど、祭りといっても文字通りの「お祭り」ではなくて、人生そのもののことを言いたいんですけど。 小学校の4年生くらいの頃に、体育の時間に校庭を走っていたら突然「死んだらどうなるんだろう?」と心配になったんですよね。周囲の友人に相談しても誰にも相手にされませんでしたけど、それ以来、ボクはずっと悩み続けています。
ボクだけですかね?みなさんは悩んでいませんか?
悩みは置いておいて、ボクが思うのは、格差は死に方で測ろう、ということ。
結論から言えば、そうすれば人類平等。
なんですけど、もちろん不幸な不慮の死もありますし、本人の希望通りとはならないんですけどね。要するに、死は平等に、人間誰しも100%訪れる。
「祭りのあと」はやはり分かりませんけど。
この話はこのくらいで。
そんなことをいろいろ考えていたのも、少し前ですけど、このニュース。
B・ゲイツ氏、「お金持ちでなければよかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000171-reu-ent
[レッドモンド(米ワシントン州) 3日 ロイター] 米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は3日、CNBCの記者とのインタビューで、世界で最もリッチでなければよいのにーーーと複雑な心境を語った。
ゲイツ会長は「リッチでなければよいのに。何もよいことはない」と語り、その理由として「余計に注目されてしまうから」と話した。
ゲイツ会長は、マイクロソフト社を世界最大のソフトウエアメーカーに育て上げたほか、世界でも有数の慈善事業家としての顔も持つ。
また同会長は、世界で最も影響を受けた人物として、ハイテク分野の同僚を除いては、大物投資家ウォーレン・バフェット氏の名前を挙げた。
(ロイター)
お金持ちはお金持ちなりの悩みがあって、次の目標があるんですよね。きっと。
世界一のお金持ちになっても、幸せかどうかは分からない。ゲイツさんが言っていることも本音だと思うんです。
テレビ局も、格差の定義が曖昧なまま「格差についての議論」をするくらいだったら、「誰が一番幸せか?」という質問で一番幸せな人を辿ってみると面白いと思いますね。そうすると、最後に一番幸せな人は「アルプス工業の作業服の似合う隣の権造さん」に行き着くような気がしますね。
もしかしたら、プー太郎ですけど、ボクではないかという気もします。
ゲイツさんの話に戻ると、きっとこのニュースを聞くと多くの人は「じゃぁ、オレに分けてくれ!!!」という反応でしょうね。ボクもそう反応します。
でも、実際に世界中の人に1円ずつ配ったとしたら、配り方が悪いという反応も目に見えるようです。実は、それが格差論の肝だと思います。
発展途上国の人が1円もらったら・・・
日本の人が1円もらったら・・・
要するに、狭い島国での格差論。
ゴールデンウィークのあとに残ったのは、何でしょう?
胸に纏う玉虫色の衣装をはためかせて♪、明日からもがんばりましょう。
祭りのあとは、祭りが終わるまで分かりませんよね。
>故郷から到着する電車から降りてくる人々は、両手に故郷のお土産と思い出の詰まったかばんを提げ、少し疲れた表情で家路を急いでいました・・・。
毎回同じようなコメントを付けて報道するのもなんだかな~って気がします。
故郷から、気の重い帰宅をしている人もいるかもしれないのにね。
人生の終点は皆同じなのだけど、その過程はそれぞれ違う。自分で、いい人生だったなぁと振り返られるようにしたいです。
ホント、GW最終日の駅と高速道路の映像はお約束ですね。季節の風物詩でしょうか。
おっしゃるとおり、いろいろな過程の人生があって、人もいろいろ、幸せもいろいろ。あまり格差格差と言わないで、自分の道をしっかり歩きたいですよね。