考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

年金の一元化

2007-04-10 21:56:56 | 徒然なるままに

今朝の日経新聞の社説に厚生年金と共済年金の一元化についての論説が載っていました。
「年金一元化でわかった官のお手盛り」
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20070409MS3M0900109042007.html
いつものように強引に要約すると・・・
厚生年金と共済年金の統合に際して共済年金側に24兆円の剰余金(的確な言葉が浮かばず、語弊があると思います。詳細は元の社説もしくはリンク先を!)が発生する。その剰余金を共済側で確保するのは問題だ。官の優遇は許されない。
と、こんな内容です。

みなさんは、どのように感じますか?

仮に「厚生年金」と「日経新聞社の退職金・企業年金」を統合します、と、こんな話があったとします。
その際に、同じように「公正に分配しよう!」と言えるのでしょうか?
日経新聞者に限らず、将来の退職金や企業年金を期待している人は、自分たちの期待している給付原資を「公正」という名の下に諦められますかね?

それをするのが「官」だ、と言われればそれまでですけど。
ボクにはちょっと強引な官いじめのような気がしてなりません。
それとも、共産主義的に「老後の資金」は誰もが平等に積み立てて、みんなで分かち合おうという話にしたいのか・・・
そうなれば、高給取りのマスコミからまずはお願いしたいところです。

そもそも公的年金問題は根が深いです。
※興味のある方は、ボクの以前の記事を参照してくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/hoddy/e/ebf434b678e2eb581ad973340df58211

年金の一元化がすべての解決かというと、そんなことはないわけで。
一元化の前に未納者・無年金者の問題を解決しないと・・・
厚生年金と共済年金を語る前に、国民年金の徴収方法、第三号被保険者の問題をどうにかしないと本当の議論は始まらないとボクは思います。

みなさん、ハローです。ホディです。

ボクが体調を崩している間に、桜はほとんど散ってきましたね。。。
桜は散ると同時に、葉が生えてきます。
桃色から、緑へ・・・

また、上ばかり気にしている間に、いつの間にか路地のツツジ(サツキ?)のつぼみが大きくなっていました。
ボクの時間は止まっているのに、周囲は動いているんですよね。当たり前ですけど。

明日もがんばります。


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