私は日経新聞を愛読している、いや正確に言うと愛読していました・・・
このブログでも記事や社説、コラムに至るまで数多く取り上げさせてもらいました。やはり新聞の中でも、その名の通り経済紙というカテゴリに分類されることも多い新聞ですので、経済に関わる内容は数も多く、内容も濃いと思いますし、金融系のサラリーマンにとっては教科書的な扱いを受けていることもあり、比較的、その主張が理解しやい内容であったと思います。
特に自分自身のことで言えば、学校を卒業したばかりの新入社員のときから・・・半分無理やりに契約させられた感はあるものの・・・その記事や社説などを糧に経済、社会情勢を理解するように努めてきた(強制・矯正されられてきた)身からすれば、今でも自分の常識(観)の大部分が影響を受けているのかもしれません。
朝刊、夕刊問わず、コラムでも楽しみました。特にスポーツ面のコラムは良かった・・・一面の「春秋」などは最近は同意できない内容も多かったのですが、それもまた魅力だったように思います。
スポーツ面で言えば、競馬の予想などもお世話になりました。下手なスポーツ新聞よりも、意外と?良い予想で結構、当たるんですよ。
最終面の私の履歴書や小説なども、自分の好みからは当たり外れはあるものの、良かったです。加齢に伴う趣向の変化かなのか?「失楽園」には全く興味がなかったものの、「愛ルケ」(愛の流刑地)には思わず、朝のひと時を捧げてしまったり(笑)。
好きなコーナーや思い出を語れば、きりがないのです。
そんな私ですので、今でも、購読者の中で言っても日経新聞が好きなほうに入るんではないか、と自分では自負しています。
それでも、この4月(昨日4/30)をもって、日経新聞の購読を止めました。
理由はいくつかあります。自分なりに整理すると以下の二点。
1.朝の配達が遅い
私の朝が早いということもあるのですが、放っておくと出勤に配達が間に合わない事態・・・あまり間に合わない頻度が高くて、困って電話をすると、しばらくは間に合うのですが、また自然と間に合わない日が多くなる、そんな繰り返し・・・となり、宅配の意味がないんです。新聞はやっぱり朝読むから集中できるのであって、夕刊と一緒じゃ読むほうも力が抜けますから。
選挙の次の日とか、雪の日などはまぁ、やむなしか、と思いつつも、なんでもない日に新聞がないのは寂しい気持ちも感じていましたが(苦笑)。止めると電話をしてからは、配達の方も安心したのか、ほぼ毎日、出勤に間に合うことがなくなったことからも、実は無理をお願いしていたのではないかと。このイタチゴッコを終わらせることは、お互いのために良かったのかもしれません。
2.新聞「紙」への疑問
ここ数年、新聞紙の必要性には疑問を感じていましたが、止める理由まではたどり着けずにいました。最後のハードルを越えたのは、やっぱり3.11かもしれません。
3.11のときに、あるいはそれ以降に自分自身の情報として役に立ったのは、多くはtwitterからの情報です。特に3.11のときには、秒単位で動く情報にタイムリーだったのは、やっぱりインターネットだったんですよね。新聞の情報は遅く、そして広く伝えようとするがために中途半端だったように感じました。
決して無駄とは思いませんが、今の自分には必要性が低く感じられたんですよ。
私の中での「ポスト日経新聞」・・・
そう呼べるものは今はない、そして今後もないかもしれません・・・それでもやっぱり、自分が選択する情報だけではなく、新聞のように広く押し付けられる情報群というのも必要だとは思っていることもあり、何か新聞的なものを毎日読むようにしたいと考えています。(今、思えば「日経新聞をとっている」こと自体で、自分がある一定の情報を選択していることでもあるのですが。この辺は、また機会があれば。)
日経新聞の電子版も検討していますが、価格的には魅力がないですし。。。
iPadの活用を中心にちょっと考えてみます。
全く同じ症状かもしれません(笑)。
スピードもそうですが、マスコミが持ち続けてきた自分たちの枠組みが逆に物足りなくなってきているように自分では感じています。
ホリエモンの話は、まさにその典型かもしれませんよね。
後輩にも無理してでも読めって言っていたので
あまり、大っぴらにできませんでした。
これだけ情報があふれているとその人に
あった情報の取り方を選択する時代なんです
かね~~~
新聞 → テレビ → ネットって
情報伝達がどんどん早くなっている。
ホリエモンの言っていたことが、間違って
いないような気になっているこのごろです。
でも、ホリエモンは、塀の中に行ってしまう
らしいですが・・・(笑)
やっぱり一時的な中断となりますかね???
今日も、朝一で自然と玄関に足が向かってしまい(笑)
ちょっと寂しい気持ちに。。。
私にも過去そのような経験がありま
したもので。