考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

もったいない週末

2005-10-16 23:32:47 | 徒然なるままに

風邪の週末はいつの間にか終わりです。
もったいないと思いつつも、体が休めと言っているだと納得させるしかないんでしょうね・・・
それにしても正確なボクの体内時計は平日の到来を予感させてくれます。
バカな話ですが、定年になったらどうなるんだろうかと、体内時計が休日モードで止まってしまうのだろうか。。。
と、鬼も笑えないくらいの先の話が心配になります。

みなさん、ハローです。ホディです。
今朝のサンデープロジェクトはなかなか面白かったです。
まずは、楽天のTBS株購入を巡って三木谷さんから話を聞くコーナーが30分くらいありました。
気になったのは、楽天の三木谷さんと伊藤忠商事の丹羽さんの応対。ふたりの表情が妙にこわばっていた感じがしました。基本的には「たたき上げの経営者」の代表である丹羽さんとその座を脅かす「資本の理論を武器とする新しい経営者」の代表である三木谷さんという構図になるんでしょうね。
「本当の資本主義とはそういうものじゃないでしょう」という丹羽さんと、「できるだけ歩み寄ろうとしたんですよ」という三木谷さん・・・短時間ではお互いに理解し合うことは難しいんでしょう。あまり深い議論にはなりませんでしたが、このふたりが対面で話している姿だけでこちらは緊張感が伝わってきました。もっとじっくりと話を聞きたかったですね。
それにしても、上記のふたりに加えて、榊原英資さん、佐山展生さん、弁護士の永沢徹さんともちろん司会の田原総一郎さんが小さな机を囲んで・・・メンバーが豪華過ぎて内容が薄くなったような気がしました。大勢の視聴者を意識すると広く浅くいろいろな視点での話を引き出したかったのも分かりますけど、何となくもったいない印象が残りました。

それと、プロ野球の再編問題。
三木谷さんはまだその問題に触れるような段階ではないということでしたが、いろいろな話が出てきていますね。それだけ野球は人気が低下してきたとはいえ、多くの人の注目を集めるスポーツなんですよね。体操がいくらオリンピックで金メダルを取っても、注目されるのはオリンピックの開催日前後くらいで、昨日の全日本選手権の結果を知っている人はほとんどいないでしょうね。NHKの視聴率も何パーセントだったのでしょうか?
マスコミも「野球界の発展」から離れて報道してみると、ボクらの見方ももっと多様化できると思うんですよね。
ボクが感じるのは、野球とサッカーだけ発展すれば良いものではなくて、もっとスポーツ全体、あるいは公共財というのであれば一般市民の健康生活という見方も必要だと・・・球団の経営が云々も大切かもしれませんけど。

プロ野球がなぜプロ野球だけなのかがまずボクには分かりません。アマチュアのチームや少年野球のチームを持っても良いでしょうし、サッカーのように小さい頃からユースとして育成する仕組みがあっても良いと思います。そして、プロ野球はやはり資金があるんですから、ソフトボールのチームを持っても良いでしょうし、バスケットやアイスホッケーのプロリーグに参加しても良いと思うんです。あるいは引退した選手たちが地域の人たちにスポーツ教室をしたり、草野球の相手をしたり・・・それこそ野球人気の底上げにつながると思いますけど。(引退した選手ももっと大切に扱ってあげないと、高校の時から地域のヒーローだった選手が・・・・)
せっかくプロ野球の本質が問われているのに、上場問題とか、どの企業が球団を買収するかなどという表面的な話だけで終わらせるのはもったいないと思いませんか???

すっかり野球の試合よりも、野球の周囲の話で盛り上がっていますけど・・・
プレーオフは今日からやっとテレビ東京で放送されていました。
昨日まではケーブルテレビでもやっていないですし、これだけの良い試合を放送しないのはもったいないですよね。

そして今日も期待通りの接戦!これだけ期待通りに盛り上がる試合をやってくれる選手のみなさんに感謝ですね。
結果はホークスの勝利で、いよいよ明日の試合でパリーグの覇者が決まります。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051016&a=20051016-00000070-mai-spo

選手のみなさんは雑音に負けずに、がんばって欲しいです。

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